テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長 ブルース・ストロナク/TUJ)は日本にある米国の教育機関として、地域貢献を重要な使命の一つとして位置づけています。2006年に港区の「連携協力に関する基本協力書」を締結以後、地域に貢献すべく、さまざまな活動を行っています。

世界約60カ国から集まった学生・教職員が在籍するTUJならではの国際色溢れるユニークな活動は、他地域から視察だけでなく、実際に参加の輪が広がり、更なる発展を遂げつつあります。

小中学生のための「国内留学」プログラムを開催

港区連携事業として2006年から中学生、2008年から小学生向けに夏休み期間中、短期英語プログラムを開催しています。港区内の小学5-6年生と中学2-3年生を対象に、英語のみの環境で英語を学ぶプログラムとして始まりましたが、2009年からは港区外の生徒にも門戸を広げ、昨年度(2014年度)までに延べ637名の小中学生が参加、今年は小学生クラス74名、中学生クラス137名と、過去最多の参加者を迎えました。(サマープログラムは現在では更に講座数を拡大し、小学生から高校生までさまざまなレベルの生徒が英語環境を楽しむ人気のプログラムとなっています。今年のTUJ小中高サマープログラムの詳細については下記ニュースをご覧ください。)

写真:宮城県から参加の中学2年生 (左から)大石将輝くん、鈴木美羽さん、住吉あすかさん、八巻愛さん
宮城県から参加の中学2年生 (左から)大石将輝くん、鈴木美羽さん、住吉あすかさん、八巻愛さん

昨年に続き、宮城県にあるコラボ・スクール女川向学館から、今年は8名の生徒が参加しました。引率して来られた認定特定非営利活動法人カタリバ/東北復興事業部スタッフの川井裕子さんは、「生徒達は英語の楽しさを改めて知ると共に、同世代の子どもたちが英語を自由に使っている姿を見て、とても刺激を受けたようです」と参加生徒の様子を語っています。

また、このほかにも夏休み期間中には、港区連携事業の一環として港区の教員向け短期英語プログラムを実施しています。このプログラムでは英語教授法を学ぶだけでなくTUJの学部課程のモデル授業を受講し英語で授業が進められる高等教育の現場を、受講する側から体験します。

小中学校の異文化体験授業にアシスタントを派遣

写真:ノルウェーの紹介をするTUJ学生(2014年9月 港区立御田小学校で)
ノルウェーの紹介をするTUJ学生(2014年9月 港区立御田小学校で)

2006年からTUJの学生や教職員が、アシスタントとして港区の小中学校で行われている異文化体験授業に参加しています。これまでに、港区立小中学校へ、ドイツ、フランス、スイス、ロシア、ブルガリア、フィンランド、ノルウェー、中国、インド、スリランカ、モンゴル、ネパール、韓国、セネガル、サウジアラビア、オーストラリア、タヒチ、ペルー、ブラジルなどの出身の学生・教職員を派遣。パワーポイントを使って出身国を英語・日本語で紹介し、民族衣装を身にまとうなどして生徒の興味を引き出す授業のお手伝いをしています。これまでに30カ国以上から延べ370名のTUJの学生・教職員が、延べ15,000人の港区の小中学生に自国の文化を紹介しています。

日本語適応指導員としてTUJの学生を派遣

外国人居住者が多い港区の区立小中学校で、日本語を母国語としない生徒の日本語の指導や生活適応指導を行います。日本語適応指導要員として、TUJでは、これまで英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ペルシャ語、ベンガル語などを母国語とする小中学生の指導に、当該言語を母国語とする学生または適格者を派遣しています。先生方やご父兄から感謝の言葉をいただき、TUJの学生達も、来日した当時の自分自身の体験に照らして、幼い同胞を親身に指導しています。2007年から延べ120名のTUJの学生を派遣、延べ120名の港区の小中学生の支援にあたっています。

英語による公開講座「港区民大学」をキャンパスで開催

写真:昨年の模様(2014港区民大学「ジャパン・アズ・ナンバースリー」於: TUJ)
昨年の模様(2014港区民大学「ジャパン・アズ・ナンバースリー」於: TUJ)

港区が成人教育の一環として開講している「区民大学」で、唯一英語による授業を2007年から毎年TUJのキャンパスで行っており、これまでに延べ2,000名弱の一般受講者を迎えています。今年は「オリンピック」をテーマに、政治学、人類学の教授らに加えて学長自らも講義を担当して、現代日本社会を多角的な視点で切り取ります。

2015 港区民大学「オリンピック」於:TUJ三田校舎

開講日:
2015年11月2日、4日、6日、10日
申込締切日:
2015年10月21日17時
詳細: