平成15年7月30日
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ:東京都港区)は、今年9月より、生涯教育プログラムの一環として、新たに「テンプルITプログラム」を提供します。これはiCarnegie社(カーネギーメロン大学附属教育機関:米国ペンシルベニア州ピッツバーグ)とのパートナーシップ締結により実現可能となったものです。カーネギーメロン大学は世界的にもトップクラスのコンピューター・サイエンスの研究・教育機関として、またソフトウェア開発者の研修機関としても知られています。
「テンプルITプログラム」は、ソフトウェア開発におけるカーネギーメロン大学の優れたノウハウを活かしたカリキュラムが特長となっています。IT分野の初心者から、現在もっているスキルを向上させたいとする経験者まで、幅広いニーズに応えるコースがあります。iCarnegie社のカリキュラムは、IT分野でキャリアを積んでいきたいという人のために、長期的な視野にたって段階的にスキルアップを図ることができるよう配慮されています。受講者は、講義と演習を組み合わせたコースを通じ、必要な能力を身につけ、ITの専門技術を身に付けたエキスパートとして世界に通用する修了証書を取得することができます。
「テンプルITプログラム」はIT分野において基盤となるコンピューター・プログラミングとソフトウェア・システム開発の2つの修了証書取得コースを提供します。5つの必須コースを終了すると、コンピューター・プログラマーとしての修了証書を取得、C++プログラマー、ユーザーインターフェース開発者、またJava/Webプログラマーとしての必要な知識を得ることができます。その後、更に5コースを修了すると、ソフトウェア・システム開発の修了証書が取得でき、データベース・デベロッパー、ソフトウェア・エンジニア、またソフトウェア・プロジェクト・マネージャーの仕事への可能性が広がります。
このプログラムは、仕事をしている人でもフルタイムの学生として受講できるよう、フレキシブルなスケジュールで、インターネットをベースにした学習形態もとっています。学生はクラスでの授業以外でも、与えられたパスワードを使ってiCarnegieのウェブサイトにアクセスし、いつでもどこからでも授業内容を把握できるシステムとなっています。
また、「テンプルITプログラム」のコースはすべて英語でおこなわれるため、多国籍企業や、日本企業の海外拠点での業務を希望する人にとって、即戦力となるスキルを英語で身に付けることができます。同時に、企業にとっては、社員が複雑なITの仕事を英語でこなせる能力を身に付けているかを評価する手段として、この修了証書コースを活用できます。
“このプログラムはIT分野の教育機関として世界的にもトップクラスのノウハウを持つカーネギーメロン大学と、日本において革新的な、質の高い、英語での教育を実践しているTUJの方針が手を結んだものです。iCarnegieの経験に基づく指導方法と最新のカリキュラムが大きな魅力となっています。TUJのITプログラムは近い将来、IT教育の新しいスタンダードを生み出す、真に革新的なプログラムとなるでしょう。“とTUJのカーク・パタソン学長は語っています。
iCarnegie社の社長及び最高執行役員であるアラン・フィッシャー氏は、“この度「テンプルITプログラム」の開始にあたり、TUJと協力関係を結べたことをとても喜んでいます。このパートナーシップによって、TUJとカーネギーメロン大学の双方の資源を生かし、日本において世界で通用するITのプロを育てることができるでしょう。”とのコメントを残しています。
このプログラムについての詳しい内容はhttp://www.tuj.ac.jp/itpを、iCarnegie についての詳しい情報は http://www.icarnegie.comをご覧ください。このニュースに関するお問い合わせは、広報・マーケティングサポート部まで
iCarnegieとは
iCarnegie社(http://www.icarnegie.com)はカーネギーメロン大学傘下の教育機関です。 iCarnegieは1998年カーネギーメロン大学の誇るテクノロジーと教育資源を他の教育機関と共有することを目的に、社長であり最高執行役員の アラン・フィッシャー博士と副社長であるフィリップ・ミラー博士によって、設立されました。iCarnegie はIT分野の大学教員育成、インターネットを通じたカリキュラムと修了証書プログラムを提供し、世界中の教育機関とその関係者に貢献しています。さらに詳しいことをお知りになりたい方は、 e-mail: info@icarnegie.com またはphone: 412-622-2150までお問合せください。