平成15年10月9日
テンプル大学ジャパンキャンパスは、2003年10月1日付けで、杉田 敏(すぎた・さとし)氏が、本学理事会のレギュラー・メンバーに新たに加わったことを発表します。これまでの同氏の英語教育推進への取り組み、ジャーナリストや広報専門家としてのキャリア、また公的および民間部門でのアドバイザーや経営者としての実績は、本学理事会にとって貴重な恩恵をもたらすものと期待されます。
杉田氏は、今年の3月まで16年間に渡り放映されたNHKラジオの「やさしいビジネス英語」の講師としてよく知られています。また、異文化コミュニケーションに関する書籍も多数執筆しています。文部科学省の特別委員会の委員をはじめ、政府関係の様々な委員会で委員を歴任しています。ジャーナリストとしては『朝日イブニングニュース』や『シンシナティ・ポスト』の記者として、広報コンサルタントのバーソン・マーステラ、ゼネラル・エレクトリック社では社員向け広報担当のヴァイス・プレジデントとして、また電通バーソン・マーステラ社では執行副社長として活躍してきました。現在は、PR・コンサルティング業界の大手プラップジャパンの取締役副社長(日本・中国担当)を務めています。
TUJの理事会メンバーは、今回の杉田氏の加入により、13名のレギュラー・メンバーと8名のサポーティング・メンバーによる構成となります。理事会の役割は、学長のカーク・パタソンに、カリキュラム開発、学生募集、学校運営に関するルールや規制、運営資金面で助言やサポートを行なうものです。
「今回杉田氏のような経験豊かな人材をTUJの理事会メンバーとして迎えることができたのは、大変大きな喜びです。理事会はTUJの組織のなかで、非常に重要な役割を担っています。TUJ設立以来21年の歴史を刻むことができたのも、理事会およびその構成メンバーのひとりひとりの大きな支援によるものと考えています。今後も引き続きご支援・ご助言をいただくことによって、TUJはその学生、ひいては日本の教育制度の発展にも、大きな貢献をできうるものと確信しています。」と学長のパタソンは語っています。
杉田氏の他に、TUJではこの1年間に4名の新理事を迎えました。みずほ総合研究所株式会社 理事 海老名 誠(えびな・まこと)氏、日本貿易会 参与 池上 久雄(いけがみ・ひさお)氏、アップルコンピューター株式会社 財務本部本部長 リチャード・ウォーラー氏、シティ・バンク、エヌ・エイ 統括在日代表 チャールズ・K・ホワイトヘッド氏の4氏です。AIGカンパニーズ ジャパン・アンド・コリア会長 ロナルド・J・アンダーソンと株式会社三菱総合研究所 顧問 團野 廣一(だんの・こういち)の両氏が代表を務める理事会は、多様な経験を有するプロフェッショナルで優れた人材の集まりで、上記4氏もその一員として活躍しています。