2009年1月30日
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク)は、昨今の急激な経済環境の悪化を受け、テンプルジャパンへの進学を考えている日本人学生への経済的支援を拡充するため、通常の奨学金制度のほかに、2009年夏学期(5月入学)の新入生に対する総額250万円の特別奨学金を設定しました。
テンプル大学全体の学部課程の奨学金(連邦政府・州政府奨学金を除く)は、2007/08年度実績で3,637万ドル(1ドル=90円で3.27億円)となっており、米国本校からジャパンキャンパスへの留学生は、このうち留学生向けの奨学金を利用できます。このほかジャパンキャンパスへの直接出願者に対しては、テンプルジャパン単独で年間約4,500万円(2008年実績)を国籍の別なく支給していますが、今回の特別奨学金は、学部課程で約半数、海外大学進学課程(英語研修課程に相当)で約9割を占める日本人学生を対象に、特に支援拡充を意図したものです。
特別奨学金に申請できるのは、2009年夏学期(5月入学)に学部課程または海外大学進学課程に出願中またはこれから出願予定の学生、および既に入学許可はおりているが通常奨学金の申請締切(2008年12月)に間に合わなかった学生です。学部課程の特別奨学金申請には、日本国籍の保有が条件となります。成績審査および家庭の経済状況を考慮した上で、一人当たり75,000円から125,000円の間で夏学期の授業料を免除するもので、申込み締切は2月末となっています。
テンプルジャパンでは、入学時期を年3回(1月・5月・9月)設定しており、奨学金の付与も学期ごとに行われます。今後も経済動向をみながら特別奨学金の設定を検討いたします。