2009年2月18日
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク)では、毎年5~6月にサマー特別プログラムを開催しています。日本の現代カルチャーを文化人類学・民俗学的な見地から研究する6週間の集中コースで、マンガ・アニメを通して日本のポップメディアを研究するクラスなど、在日の米国大学ならではのプログラムが多くの外国人学生を集めています。主に米国本校からの留学生を対象としていますが、日本国内の日本人・外国人学生であっても、一定の要件を満たした上で参加することができます。*
今年は5月21日から7月3日まで、下記の3コースを開講予定です。
- 日本のビジュアル文化人類学 / Japanese Visual Anthropology
- 現代メディア文化の探求 / Explorations in Contemporary Media Culture
- マンガ・アニメを通したポップメディア研究 / Studies in Japanese Popular Media: Manga and Anime
いずれのコースでも、講義だけでなく討論やワークショップを通じて研究を深めるとともに、教室外での活動も多く計画されています。美術館・博物館などをはじめ、映画やテレビの撮影現場、漫画やアニメの製作現場の見学、さらにプリクラギャラリーや落書きアートの訪問、原宿や秋葉原といった文化発信地でのフィールドワークも予定されています。コースの最後には、研究の成果をレポートや写真集、またはショートフィルムなどにまとめて提出します。日本から参加する学生にとっては、外国人学生とのコラボレーションを通じて、自国の文化をこれまでにない視点から再認識する機会となるでしょう。
注記: 学位取得を目的としない(Non-degree-seeking students)入学となります。講義はすべて英語で行われ、TOEFL 525点(PBT)または71点(iBT)が必要です。そのほかの出願資格などは募集要項をご覧ください。出願締切は4月1日です。
日本国内からのサマー特別プログラムへの出願については、下記までお問い合わせください。
テンプル大学ジャパンキャンパス アドミッション・カウンセリング
電話:0120-86-1026
Email:ac@tuj.temple.edu