2009年7月22日
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク)のMBAプログラム(大学院経営学修士課程)の新ディレクターとして、7月21日より外資系証券界で長いキャリアを持つ森美樹也氏が就任しました。前任のマイク・リーズは、契約満了にともない米国に帰国し、テンプル大学本校に戻ります。
森氏は、1985~2002年までゴールドマン・サックス証券会社に在籍、エクイティ部門を中心にキャリアを重ねてきました。途中1997~98年、南カリフォルニア大学に留学しMBA(経営学修士)取得、帰国後は再度同社の日本株エクイティ部門セールストレーディング部バイスプレジデントとして採用され、2000年からは同部部長を務めました。2002年にはJPモルガン証券会社に移り、日本株セールストレーディング部のシニアトレーダー兼バイスプレジデントとして、多国籍のセールストレーダーチームの指導監督を行ってきました。
2004年、南カリフォルニア大学教育学博士課程へ留学のため退社し、2008年5月に同課程を修了。留学中は同大学ビジネススクールMBAプログラムオフィスにて、入学志願者の書類選考や面接のサポートを行ったほか、MBA現役生のための就職相談なども担当しました。
テンプルジャパンのMBAは、米国で名高いフォックス・ビジネススクール(Fox School of Business and Management)の管理職向けMBAプログラムをそのまま日本で提供しています。日本で唯一、米国大学のMBAプログラムとしてAACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business) Internationalの認証を受けています。教授陣の3分の2は、テンプル大学本校(米国フィラデルフィア)から、その他は世界各国のAACSB認証の大学から派遣され、全員が専門分野で博士号(Ph.D.)もしくはその他の最高学位を有しています。
ブルース・ストロナク学長コメント
「森氏は、混沌とした今の金融界において改めてリーダーとして認識されつつある企業に長いこと在籍し、ビジネス界のキャリアを積んできました。また、南カリフォルニア大学で修士・博士課程を修め、アカデミックな経験も豊富です。この2つの組み合わせを駆使し、テンプル大学の名門フォックス・ビジネススクールが日本で提供するMBAプログラムにおいて、革新的な、そして企業家精神にあふれたリーダーシップを発揮してほしいと思います」