キャロライン・ケネディ米国駐日大使が本日発表 した通り、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアに本校を置くテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ/東京都港区/学長ブルース・ストロナク)はTOMODACHIイニシアチブと連携し、日本に米国からの学生招聘を促進する新たなインターンシップ・プログラムを実施します。このプログラムは今年4月に安倍首相とオバマ米大統領が発表した共同声明の内容が反映されたもので、米国の学生に日本でインターンシップを行う機会を増やすための施策です。TUJは、2020年までに日米間の学生交換を倍増するという両国の合意で設定された目標値達成のため、能動的な役割を果たします。
TUJは1982年に創設され、日本で唯一4年制の学部課程と修士および博士課程を提供する外国の大学です。米国大使館やGE、デルタ航空、IBM、AIG保険など官民領域の広分野において長年にわたり培われたインターンシップ・プログラムの経験を最大限に活かします。インターン生たちは1学期間に140~184時間スポンサー企業/団体にて研修を行い、夏学期は10週間、秋・春学期は14週間の間に3~4単位を取得します。
TOMODACHIイニシアチブは各インターン生に対し5,000米ドルを上限とする奨学金を授与するほか、日米関係強化に即した課題において他の日本人学生や米国人学生と交流する機会を提供します。TUJを含む、正式認定を受けた大学課程に現在在籍中のすべての米国人学生から本TOMODACHIインターンシップ・プログラムへの応募を歓迎します。
TOMODACHIイニシアチブについて
TOMODACHIイニシアチブとは、公益財団法人 米日カウンシルと東京の米国大使館が主導する官民パートナーシップです。東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指します。