テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の学生2名(伊藤笙子さん、茂田愛子さん)が、『日米合同女子教育イベント』の一部として行われた円卓会議に、他校の大学・高校生18名と共に参加しました。この女子教育イベントは安倍昭恵首相夫人主催で3月19日(木)に外務省飯倉公館にて行われ、円卓会議の他ミシェル・オバマ米大統領夫人のスピーチをはじめとするプログラムで構成されました。
今回のイベントは、ミシェル夫人初訪日のハイライトの一つでした。小中高から大学生までの約200名が招待を受け、TUJからは先の2名のほか学生7名と上級副学長・加藤智恵が出席しました。伊藤さん、茂田さんに加え、TUJ学生のプリシラ・クックさん、アミナ・ジョンソンさん、コートニー・ケリーさん、メロディ・サルセドさん、ディジー・サミュエルさん、ニコル・スタッグさん、山上茜さんが、外務省高官、ケネディ米駐日大使、昭恵夫人、ミシェル夫人のスピーチに耳を傾けました。
スピーチ後に行われた円卓会議で発言の機会があったのは20名の学生のうち数名でしたが、TUJ学生の茂田さんはその一人でした。茂田さんは、中東出身のTUJの友人との経験について話し、「女子教育について、私の考えをミシェル・昭恵両夫人にお聞きいただく貴重な機会となり大変光栄。教育を受けられない(途上国などの)女子の課題について、また、私たちのような女子学生が立ち上がって行動を起こすことについて、両夫人とも真剣に取り組んでおられることがひしひしと伝わってきた。今回の経験を機に、女子教育問題の意味とそれを解決することの重要性をさらによく考えたい」と感想を語っています。
ワシントン・ポスト紙(米国版) によれば、「オバマ夫人の単独訪問(彼女の初来日)は、今月米大統領とともに発表したLet Girls Learn(女子に教育を)イニシアティブ推進の一環」としています。
TUJ学生 茂田愛子さん、円卓会議参加の映像ショット(0’39″頃)