2016年春から、テンプル大学米国フィラデルフィア本校で提供されている音楽療法博士課程とそのコースがジャパンキャンパスで提供されることになりました(使用言語は英語)。同様に、修士課程の先行的研究と臨床診療(医学的音楽療法と音楽心理療法)、管理・監督、そして倫理のコースも提供されます。博士課程は現役の音楽療法士の方でも受講できるように、年間を通してのオンライン学習と春または夏学期に行われる1〜2週間の集中コースで構成されます。
音楽療法博士課程について
テンプル大学音楽・ダンス学部(Boyer College)が提供するこの学位は、米国内で初めて提供される真の音楽療法博士課程だと言えます。博士課程プログラムは独自のコアカリキュラムを備えた音楽療法を主な学習分野とする一方で、研究、音楽、また関連医療分野の学習によって補助されます。博士課程の目的は、定性的、定量的な研究のパラダイムにおいて研究を実施し理論構築ができるように学生を育成すること。音楽医療と音楽心理療法の二つの分野でさらなる臨床的専門知識を養う機会を提供すること。この二分野の特化分野において専門知識を習得する機会を提供すること(特定の患者グループ、方法論、研究パラダイムなど)。そして、高等教育機関での教授法と臨床管理・監督における専門知識とスキルを養う機会を提供することです。
博士課程への出願には、以下の条件を満たす必要があります:
- 音楽関連の学習分野での学士号または同等の資格を取得していること
- 音楽療法または関連分野で修士号を取得していること
- 音楽療法の専門資格を取得していること
- 博士課程開始前にフルタイムの音楽療法士として少なくとも3年間の臨床経験があること
出願情報や学位取得要件などの詳細はテンプル大学音楽・ダンス学部のウェブサイトをご覧ください。
ジャパンキャンパスでのプログラムについての詳細は、E-mailにて英語で博士課程プログラム・ディレクターのDr. Cheryl Dileo(cdileo@temple.edu)までお問い合わせください。