テンプル大学ジャパンキャンパス (東京都港区/学長 ブルース・ストロナク/TUJ)は12月16日、「日本の大学スポーツに関する調査」の中間報告会を東京港区の麻布校舎で開催しました。この研究は、筑波大学(茨城県つくば市/学長 永田恭介)がテンプル大学米国本校(米ペンシルベニア州フィラデルフィア/総長 リチャード・イングラート)と米国アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドーム(東京都江東区/代表取締役CEO 安田秀一)と共同で進めるものです。
今年9月より始まったこの共同研究プロジェクトの米国側メンバー3名がこのたび来日し、来年3月の最終報告へ向けて中間報告を発表しました。まず筑波大の松元剛准教授がプロジェクトの概要を紹介、続いて本学米国本校の教授ダニエル・ファンクは大学スポーツがもたらすメリットについて多角的に米国の現状を分析しました。同准教授ジェレミー・ジョーダンは、ガバナンスについてNCAA(全米大学体育協会)の役割や具体的機構を例示しました。最後に、ミネソタ大学の井上雄平助教(本学米国本校2011年博士課程修了)が、資金・財務面のケーススタディとして3大学を予備調査した結果を発表しました。今後も、日米の大学におけるスポーツの未来的発展へ向けた共同研究は続きます。