テンプル大学ジャパンキャンパス (東京都港区/学長ブルース・ストロナク/TUJ)は6月3日(日)、港区の品川プリンスホテルにて卒業式を挙行しました。当日は、テンプル大学総長リチャード・イングラートをはじめとする米国本校使節団、米国大使館広報・文化交流担当官のマイケル・ターナー氏ら多数の来賓が参列しました。

今年は大学学部(学士)と大学院(修士、博士)を合わせ、過去最高を記録する319人の学生が卒業し、特に学部課程においては卒業生数がはじめて200人を超えました。2005年に外国大学日本校の指定を受けて以来外国人学生の割合が順調に伸び、それを反映して今年は学部課程から過去最高の150人を超える外国人卒業生が巣立ちました。

この式典は、去る5月10日(木)に行われたテンプル大学本校(米国ペンシルベニア州フィラデルフィア)の第131回卒業式の一環として開催されました。米国本校の2018年度の卒業生数は10,030人と初めて1万人の大台を超え、その出身国・地域は世界96カ国、米国内48の州とワシントンDC、2つの米国統治領(プエルトリコ、バージン諸島)にわたります。

式典では、米国大使館のターナー氏による祝辞のほか、テンプル大学理事長のパトリック・オコナーが基調講演に立ち、グローバル社会へ羽ばたく卒業生にはなむけの言葉を贈りました。

また、学部と大学院課程をそれぞれ代表して東京都出身の海渡裕貴さん(文学士号)と米国出身のフーリオ・デラクルーズさん(経営学修士号)がスピーチを行い、卒業までの道のりをともに支え合ったクラスメート、惜しみない支援と応援し続けてくれた家族、友人、教授陣へ感謝を表しました。(スピーチの全文: ここから

当日の模様はインターネットライブ中継により、世界各地から視聴できるよう動画配信が行われました(当日の映像:ここから

テンプル大学ジャパンキャンパス2018年度卒業生(319名)

テンプル大学は1884年創立で、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」世界大学ランキング2018では351~400位のグループに選ばれている米国州立総合大学です。

1982年に東京に設立されたTUJは昨年35周年を迎え、日本で唯一の4年制米国大学として、グローバル人材の輩出と日本の高等教育のグローバル化推進に注力しています。来年秋(2019年8月)には昭和女子大学と日米大学初の試みとなるグローバルキャンパス・プロジェクトにより、TUJの全プログラムが世田谷区三軒茶屋に移転する予定です。