「スポーツ・マネジメントにおける グローバル・リーダーシップ・プログラム」

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長:ブルース・ストロナク、以下TUJ)は、筑波大学(茨城県つくば市/学長:永田恭介)アスレチックデパートメント(以下AD)が同大学生アスリート向けに推進する短期集中講座「スポーツ・マネジメントにおけるグローバル・リーダーシップ・プログラム(以下、GLP)」を企画・実施しました。GLPは筑波大ADが2019年夏季に予定している米テンプル大フィラデルフィア本校での短期米国研修へ向けた準備講座として、3月16日、23日の2日間にわたってTUJ麻布校舎で行われました。筑波大から硬式野球部、男女ハンドボール部所属の7人の学生アスリートが参加し、英語で日米の大学スポーツの相違について学んだり、将来の日本の大学スポーツについてディスカッションをしました。

写真:須藤由美/筑波大学

講座1日目は、「グローバルリーダーとは」といった理念的なテーマから始まり、全米体育協会(NCAA)の仕組みや役割、また米国の大学におけるスポーツへの取り組みや学生アスリートに対する支援体制などについて学びました。2日目は、日本の大学におけるスポーツの位置づけや取り組みについて学び、日米大学スポーツの相違について考え、最後に将来の日本の大学スポーツについて討論・ディベートが行われました。両日とも、講師と3人の現役TUJ学生がティーチングアシスタント(TA)として参加し、筑波大学生アスリートの学びを支えました。

写真:須藤由美/筑波大学

参加学生からは、「2回の授業とも、1日中を通して英語を活用してアメリカのスポーツについて学ぶ体験がとても刺激的でした。また、自分自身、英語を使って外に発信することが、いかに難しく大変であるかを知り、もっと慣れなければ、と感じました」、「内容が本当に難しかったけど、自分の意見を出して、人の意見を聞いて、少しずつ話を広げていく過程が楽しかった。このプログラムに参加できて本当に良かった」などの声が寄せられました。

写真:須藤由美/筑波大学

今回の講座は、筑波大ADが2019年7月に予定している米テンプル大フィラデルフィア本校での短期講座をはじめとする米国内での研修に役立てるのがねらいで、講座の内容はTUJアカデミック・イングリッシュ・プログラムが開発しました。

筑波大ADでは、日本のスポーツ産業をアスリートとして、また産業を支えるビジネス界のトッププレーヤーとして次代を担う人材の育成に注力し、本講座および夏季の米国研修を、グローバルな視点を養うための重要な学びの機会のひとつとして位置づけています。


講座一日目
講座二日目

写真:須藤由美/筑波大学