テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長マシュー・ウィルソン、以下TUJ)では、グローバル市場で活躍する優秀な人材を育成し、実践的スキルを身に付けることに焦点を当てた画期的なプログラム「次世代リーダーズプログラム(Emerging Leaders Program)」を2021年秋学期から開講します。新型コロナウイルスの影響でかつてない変貌を続ける世界において、明日のリーダーを育成する質の高いプログラムを提供することが不可欠です。

本プログラムでは教員と各業界の第一線で活躍するプロフェショナルが、コミュニケーション、ゴール設定、動機づけ、チームビルディング、問題解決力などの分野で「次世代リーダー」を教育、養成します。選び抜かれた学部新入生が、単位を取得するリーダーシップの授業を履修するだけでなく、地域での奉仕活動や大学で開催されるイベントの企画運営にも携わります。また、参加する学生にはネットワーク作りなどの特別な機会も用意されています。

マシュー・ウィルソン学長は「今回新たにこのユニークなリーダーシップ講座を開講することができて大変うれしく思っています」と語っています。ウィルソン学長は米国の他大学で学長を歴任してきた経験から、大学生活の初日から意欲的な学生を積極的に巻き込む実践的なリーダーシッププログラムを構築したいというビジョンを持ってTUJに着任しました。

「学生は世界的に有名なテンプル大学というアメリカの大学で学位を目指して勉強しながらグローバルリーダーへと成長し、経験豊富な教授や社会で活躍するプロと交流し、さらに生涯続く友情を育む貴重な機会を得ることができるのです。学生が世界への扉を開き、成功へのスキルを身に付ける手助けをすることは、私たちにとって大変重要です」とウィルソン学長は語ります。

授業では、東京で活躍する各界のプロ、ビジネスリーダーの視点を通じて、リーダーシップのさまざまなモデルについて理論と実践を学びます。今回のプログラムを統括する国際ビジネス学科ディレクターのウィリアム・スウィントン教授は「ゲストスピーカーには、各界の著名なビジネスパーソンやコミュニティから第一線の方々をお招きする予定です」と話します。

「このプログラムでは、リーダシップは学べるものと前提しています。人生のどの時点においても、だれもがリーダーになることができます。リーダーシップは肩書や地位にとらわれるものではありません。リーダーシップとは関係性を構築し、コミットメントを持つことなのです」とスウィントン教授は強調します。

本プログラムに参加する学生は、秋学期の授業開始の一週間前にキャンパスに到着し、集中講座を受けた後、学期中、新入生のためのイベントやその他の活動を支援するチームの一員として活躍します。

「エンゲージメント(積極的な関わり)はこのプログラムで重要な要素の一つです」と学生サービス部ディレクターのニコール・デプレイは話します。「本プログラムに参加する学生たちは、学内で開催される主たる学生イベントを企画し、地域に深く関わることで自身のリーダーシップを磨いていくのです」。

本プログラムは大学全体として、教職員、関係者すべてがかかわっていくもので、学生生活の初期の段階からメンターたちの助言を受けることとなります。また、プログラムの一環として、学長主催のディナーにも招待されます。

ウィルソン学長は「このプログラムは、新入生のうちから高い意識を持って、社会で成功するためのスキルを身に付け、世界に変革をもたらしたいと考える学生にとって刺激的な機会となるでしょう」と語っています。