2020年1月撮影(昭和女子大学構内にて)

2020年1月撮影(昭和女子大学構内にて)

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長 マシュー・ウィルソン/TUJ)は、昭和女子大学(東京都世田谷区/学長 小原奈津子)に提供している「ダブルディグリー・プログラム」の対象に、昭和女子大学グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科を追加することに合意しました。

これは、米国テンプル大学本校(ペンシルベニア州フィラデルフィア/総長 リチャード・イングラート)とTUJによる、日本の高等教育のグローバル化推進の一環です。テンプル大学本校とTUJでは、日本の大学への教育的支援策として、TUJとのダブルディグリー・プログラムで学ぶ昭和女子大学の学生への奨学金拠出や教育援助に注力しています。

本プログラムを修了した昭和女子大学の学生には、米国テンプル大学からGeneral Studies Major(教養学科)Economics(経済学)コンセントレーションの「学士(BA)」が授与されます。また、昭和女子大学から「経営学士」を同時授与されることになります。

コロナ禍において海外渡航制限のある中、昭和女子大の学生が日本にいながら同じ敷地内にキャンパスを持つTUJで米国の大学の授業を履修、学位取得できるのは大きなメリットとなります。

【昭和女子大学「ダブルディグリー・プログラム」概要/履修要件】

本プログラムは、TUJからの特別奨学金により原則として昭和女子大学5年間の授業料で両大学の学位を取得できます。

昭和女子大学の学生が同大で3年、TUJで2年、計5年間学ぶというもので、既に昭和女子大国際学部で2018年度より先行スタートしています。今年度の追加措置を受け、同大ビジネスデザイン学科でも、2020年度以降の入学者を対象に、選考基準をクリアした学生は、日米大学から二つの学位が同時取得が可能になります。

TUJの授業はすべて英語で行われるため、「IELTS6.0以上、TOEFLPBT550点以上、GPA2.7以上」が英語、成績基準クリアが条件となります。

TUJ と昭和女子大学との連携

TUJが2019年8月に昭和女子大学の敷地内新校舎に移転し、TUJの学生は性別にかかわらず昭和女子大での授業履修、単位互換制度があるほか、「日本語サロン」「英語サロン」はじめ学生同士の交流や教職員の共催イベントなども活発に行われています。校舎隣接の利点を活用して、両大学の学生、教職員が協働しながら学び合う様々な多文化交流が生まれています。