FCCJで会見するウィルソン学長。写真撮影:Dana Stribling

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区、以下TUJ)学長のマシュー・ウィルソンは、去る2月9日に日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた記者会見で、日本政府がコロナ禍のなか行っている入国制限問題について講演しました。この会見は、多くのメディアの関心を集め、その内容は、共同通信社、Nikkei Asia、ジャパンタイムズ、朝日新聞などの主要報道機関に掲載されました。

「How Strict Border Controls are Hurting Japan(厳しい水際対策がもたらす日本への悪影響)」と題した会見で、ウィルソン学長は、海外の学生は日本留学をあきらめ、制限の少ない国に留学先を変更していることなど、厳しい入国規制が長期的に日本にダメージを与えている可能性があると警鐘を鳴らしました。「日本政府は国民の健康と安全を守る必要があります。ただ、その政策を実施するために、将来のリーダーの役割を担えて、日本社会にも貢献できる留学生の入国を完全に閉ざさなくても、国民を守ることは可能です」と述べました。

会見の模様をご覧になるには以下のリンクをクリックして下さい

日本外国特派員協会(FCCJ)Youtubeチャンネル
How Strict Border Controls are Hurting Japan

他の会見参加者は以下の通りです:
Christopher LaFleur, American Chamber of Commerce (ACCJ) in Japan Special Advisor
Michael Mroczek, Chairman of the European Business Council in Japan
Marcus Schuermann, Delegate of German Industry and Commerce in Japan
Filippo Pedretti, M.A. student at University of Padua /Ca’ Foscari University of Venice 

日本外国特派員協会(FCCJ)ウェブサイト内記事
Press Conference: How Strict Border Controls are Hurting Japan