スカ・ファンク・アンサンブル、Zumimi & Bowpiの演奏

スカ・ファンク・アンサンブル、Zumimi & Bowpiの演奏

2023年3月10日、世界的に有名なTEDx Talksを模倣したイベント、TUJ Talks 3.0がテンプル大学ジャパンキャンパス(以下TUJ)内の学生ラウンジ「The Parliament」で開催されました。

このイベントは、TUJの学生団体によって企画され、学生たちの才能や興味、そしてアイデアを紹介する場として始まりました。今回で3度目の開催となったTUJ talks 3.0のテーマは 「Blank Canvas(真っ新なキャンバス)」で、新たなチャンスやスタートを意味し、学生たちが創造性を発揮できる機会を呼びかけたものでした。このテーマに沿って、学生たちは心に残る情熱的なスピーチや美しい歌声のデュエットなど、あらゆるパフォーマンスを披露しました。

TUJ Talk 3.0タイムライン

このイベントを企画した学生の一人である1年生の小高千怜さんは、「TUJはとても多様性豊かな場所であるため、裏を返せば自分とほかの学生の共通点よりも違いのほうが目立つかもしれません。そのため、TUJ Talks という学生が自分の体験やアイデアを共有できる場を提供することで、バックグラウンドが違う学生同士でも共通点を見いだせるようになると思いました。」と語ります。

イベントは、スペシャルゲストである12人組のスカ・ファンク・アンサンブル、Zumimi & Bowpiの生き生きとした演奏で幕を開けました。その後は学生スピーチが行われ、「経済原則と人間の本質の関係性」や、「創造性と自己表現〜自分らしさを見つけるための素晴らしいツール」や、「言語と認知機能による潜在的な国際的障壁を克服する方法」についてなど様々なテーマについての発表がありました。続いて、学生たちによるオリジナル曲やカバー曲が披露され、最後は、TUJのダンスチーム、Quartzによるエネルギッシュで見事な振り付けのパフォーマンスでTUJ Talks 3.0は幕を閉じました。

ほとんどの学生にとって、ステージでのパフォーマンスやスピーチは初めての経験でしたが、今回再登場の2年生、The Final Brarincellsとして出演したカイ・ベラーノさんは、自身のデュエットのパフォーマンスを振り返りこう語りました。「私は前学期も出演し、やはり緊張はしたのですが、それ以上に楽しかったです。今回は友人が勧めてくれた曲を選びました。ギターと歌詞がとても気に入ったんです。今ではこの曲を聴くたびに、その友達のことを思い出します。」

この夜、参加しに来ていた学生達は、人は何を思い行動し、どのように過去を振り返り、そしてどんな風に自分を表現しながら成長していくのか、異なる文化的背景を持つ人々をどう理解し学ぶかについて考えさせられました。

Opening act by guest performer Zumimi & Bowpi (Taken by Anthony Smith)
ゲストパフォーマー、Zumimi & Bowpi によるオープニングパフォーマンス
Student speaker Jordan Li interacting with the audience (Taken by Anthony Smith)
観客に質問を問いかける学生スピーカーのリ・ジョーダン
Speech by student speaker André Renaud (Taken by Anthony Smith)
学生スピーカーアンドレ・レノードによるスピーチ
A photo of the speakers, performers, volunteers and organizers
イベント後ステージ上に集まる出演者、ボランティア、イベント主催の学生たち
An original song performance by student performer Koshi Amagasa
アマガサ・コウシによるオリジナルソングの披露

TUJ Talk Official Instagram Account: @tuj_talks
学生ライター Saya Iki(国際関係学科専攻)


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