TUJのうちわを手にしてポーズをとるダイヤモンド・ディナーの参加者たち。写真撮影:Kerry Raftis

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は2024年6月21日、ウェスティンホテル東京にて恒例の「ダイヤモンド・ディナー」を開催し、150名を超えるTUJのサポーターが集結しました。このイベントは、学生向け奨学金の原資となる寄付金を募るために毎年開催されており、今年は特にTUJ京都の新拠点開設の紹介も行いました。

奨学金募集のためライブ・オークション、サイレント・オークションが行われ、今年は更に大きな盛り上がりを見せました。また、学生スタッフが各テーブルを回り、ゲストと交流しながらラッフルの抽選券による寄付金への協力を促しました。イベントに参加する際の献金、オークション、そしてラッフルの抽選券を含めたこれらの努力により、今回のダイヤモンド・ディナーでは、過去最大の寄付金を募ることができました。これらの資金は、全て奨学金に充当されます。

ダイヤモンド・ディナーには、東京のビジネス界のエグゼクティブはじめ、首相官邸・世田谷区・コスタリカ大使館の関係者、さらに元国会議員や元日本最高裁所判事といった、多くの有識者が集まりました。本学からはTUJ理事会(Board of Overseers)メンバー、卒業生、教職員に加え、アメリカから訪れた支援者も参加し、毎年この時期に開催される恒例行事であるこのディナーイベントを一層華やかなものにしました。このイベントは、大学にかかわる多様なステークホルダーが、学生の奨学金を募る目的で一堂に会する機会となっています。

ウィルソン学長は、開会の挨拶で、東京のビジネスコミュニティに対し日頃のサポートに感謝の意を表するとともに、近年の急速な学生数の増加、国内外でのパートナーシップの拡大など、最近の多くの重要な出来事と成果を紹介しました。学部課程の在籍者数については、過去4年間でほぼ倍増しており、今年の秋学期には2,500人を超える見込みです。10年前の2014年秋学期の在籍者数は809人でした。

TUJの社会への貢献にも触れ、2022年よりウクライナから避難してきた9人の学生に住居や教育の場を提供する取り組みを行っており、現在も、母国での戦争が続くなかで、学生がTUJで学業を継続できるよう支援しています。また、数名の日本の国公立高等学校卒業者に対して、毎年「持田・ストロナク全額奨学金」を通じて全学費を免除し、支援しています。

ウィルソン学長は2025年1月に開設予定されているTUJ京都を紹介。京都新拠点開設の詳細と、学校法人聖母女学院との協力関係について説明しました。新拠点は、聖母女学院の敷地内にあり、伏見稲荷大社から徒歩圏内に位置しています。このTUJ京都の紹介ビデオが上映され、新入生から関西で大学生活をスタートできるなど、概要が紹介されました。TUJ京都は、東京キャンパスからの学生やテンプル大学本校を含む米国4年制大学から来日する学生が1学期から最長2年間学ぶことができます。

TUJ京都の紹介ビデオはこちらをご視聴ください。https://www.youtube.com/watch?v=ivqDIWvhaGk&t=16s


今年は、TUJのウクライナ人学生を代表して、ナタリア・マコホンさんが他の学生たちとともにビデオメッセージで登場しました。ビデオメッセージでは、TUJでの経験を語り、奨学金が自分たちの人生に与えた計り知れない影響について強調し、会場にいる多くの寄付者からのさらなる支援を呼びかけました。

※TUJ京都で学べる期間は専攻学科やカリキュラムの進捗、またビザの種類によって異なります。

毎年恒例のダイヤモンド・ディナーでの写真をご覧ください。(写真撮影:Kerry Raftis)

ダイヤモンド・ディナーで支援者にスピーチを行うウィルソンTUJ学長。

抽選会とシークレットオークションなどの準備をする事務スタッフとTUJの学生たち

ウィルソン学長のスピーチに耳を傾ける参加者たち。


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