平成15年10月22日
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ:東京都港区)は、テンプル大学ジャパンキャンパスの新しい副学長補佐ビジネス教育プログラム担当として、10月14日付でウィリアム・スウィントンが就任したことを発表します。スウィントン・ディレクターはエグゼクティブMBAプログラムの総括責任者であると同時に、TUJの大学学部課程、生涯教育プログラム、企業内教育プログラムにおけるビジネス・マネジメント関連コースの拡張を図るという任務も負っています。
スウィントン・ディレクターの前職はケーブル&ワイヤレス社のグローバル・アカウント・マネージャーで、この他にも多岐にわたるマネジメントの経歴をもっています。それ以前は在日アメリカ商工会議所(メンバーシップ・マネージャー)、ニューヨーク州ロックランド・コミュニティ・カレッジ(コミュニティ・ディレクター)、同州PBS公共放送局(コミュニケーション・ディレクター)、同州リンカーンセンター(オーディエンス・ディベロップメント・ディレクター)など企業や非営利団体などで様々な経験を積んでいます。
スウィントン・ディレクターは、スタンフォード大学で国際関係学の学士号を取得、その後1998年TUJでMBAを取得しています。そういう意味で、この就任は同ディレクターにとっていわば母校への里帰りといった意味合いをもっています。TUJに関する豊富な知識、マーケティング業界に於ける多様な経験、管理部門における能力、それに国際的な環境での順応能力というバランスのとれた力量を発揮して、TUJのエグゼクティブMBAプログラムを確実に強化、発展してくれるであろうという期待が寄せられています。
“パタソン学長のTUJを強化、発展させようという積極的なプランに大きな感銘と共感をもって、新たなチャレンジの場であるこのポジションに就きました。これからTUJの卒業生、エグゼクティブMBAプログラムの経験者としての声をプログラムに反映していきたいと思っています。エグゼクティブMBAプログラムの知名度を上げるため、また更なるビジネス・マネジメント関連のプログラムを開発していくための戦略をたてる上で、これまでの日本国内、米国における様々な仕事の経験を生かしていくつもりです。”と抱負を述べています。
スウィントン・ディレクターは米国ニューヨーク州の出身で日本滞在は8年間に及びます。日本スタンフォード協会、在日アメリカ商工会議所の委員を務めるなど幅広く活動の場をもち、都内のインターナショナル・ビジネス・コミュニティで豊かな人脈をもっています。