2009年12月7日
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク)は、12月7日より、インドネシア共和国財務省より派遣される行政官25名を対象に、「Courseware Development for E-Learning and Classroom Instruction(Eラーニングおよび対面指導のためのコースウェア開発)」をテーマとする2週間の研修を行います。
本研修は、インドネシア向け2005年度円借款契約に含まれる「高等人材開発事業(III)」の一部として行われるもので、12月7日~18日の2週間にわたり、テンプルジャパンの教職員および講師が下記の内容を担当します。インターネット接続環境が必ずしも安定していないインドネシアの地方では、研修教材としてオンライン素材だけでなくビデオ/DVDの活用も見込まれるため、ビデオ撮影や編集ソフトウェアの使い方も学びます。また、キャンパス内でのレクチャーに加え、NHKスタジオパークやソニー・エクスプローラサイエンスなど外部施設の見学も予定されています。
研修トピック
- Eラーニングのテクノロジー
- ラーニング・マネジメント・システム(LMS)
- 効果的な研修のためのインフラづくり
- 具体的な指導方法の開発(オンライン、オフライン)
- ビデオ撮影技術、および編集ソフト Final Cut Pro の使い方
インドネシア財務省教育研修センターから派遣される研修生は、ここで学んだ知識と技術を本国における研修プログラム開発に役立てていきます。
テンプルジャパンの企業内教育プログラムは、さまざまな規模の企業・団体向けにカスタマイズした研修を提供していますが(年間平均受講者数は約1,000名)、外国政府の行政官を対象にしたオリジナル研修は初めてです。今回は、このテーマの研修を英語で提供できるリソースを持つ数少ない日本国内の教育機関のひとつとして、研修先に選ばれました。テンプルジャパンでは今後も積極的にこうした外国政府向け研修を受け入れていきたいと考えています。