テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長:ブルース・ストロナク、以下TUJ)ロースクールは、産業界、政府、法曹界のリーダーをお招きし、サイバーセキュリティの責任の割り当てという課題について講演及びパネルディスカッションを開催します。
本カンファレンスの内容に関するお問い合わせは、メールtujlaw@tuj.temple.eduまたは電話03-5441-9841までお寄せください。
- 日時:
- 2016年5月25日(水) 11:30-18:30
- 会場:
- グランドプリンスホテル新高輪 (アクセス)
- 定員:
- 150名
- 会員:
- 9,000円(事前申込/5月20日(金)までに銀行振込完了の場合)
10,000円(当日会場にて現金払) - 申込:
- 本カンファレンスのウェブサイト(英語)からお申し込みください。
International Cybersecurity Conference
備考:
- 本イベントは英語(日本語通訳なし)にて、一般公開となります。
- 関係者以外の参加者による会場内での録音、撮影はご遠慮ください。
イベント概要
サイバーセキュリティは官民いずれにおいても深刻な課題の筆頭にあります。蔓延するサイバー攻撃の脅威との戦いは、規制機関、政策立案機関、企業、ICT産業にとって、最優先事項となっています。しかしながら、サイバーリスクマネジメントにおける政府と産業界の役割を定義するという課題においては、ますます官民双方の緊張関係が高まっている状況です。今重要な問いは、すべての分野でいかにサイバーセキュリティに対する責任を割り当てるかということです。
本カンファレンスでは、サイバーセキュリティー問題の責任負担を巡る緊張関係の源を探り、国内立法、国際規範、産業基準、技術協力など異なる対応モデルを模索するうえでの相対的なトレードオフを考察します。より広範には、政策関係者、学者、産業関係者へ開かれた対話の場を提供し、リスクマネジメントの観点からサイバーセキュリティに対処するためのグローバルコミュニティの課題を探求します。学際的、国際的な視点を交えることで、本カンファレンスはサイバーセキュリティに対する説明責任の問いに法律的、政策的、企業的観点から迫り、参加者に有益な情報を提供し、さらなる思考を促進するものとなるでしょう。
主な講演・登壇者
- Sean Kanuck
National Intelligence Officer for Cyber Issues, Office of the Director of National Intelligence - Duncan B. Hollis
James E. Beasley Professor of Law and Associate Dean for Academic Affairs, Temple University School of Law - William Saito
Special Advisor, Cabinet Office, Government of Japan - Ann Barron-DiCamillo
Former Director USCERT and Chief Technology Officer, Strategic Cyber Ventures - Scott Bower
Executive Officer, Deloitte Touche Tohmatsu LLC - Angela McKay
Director, Cybersecurity Policy and Strategy, Microsoft - Kaja Ciglic
Senior Cybersecurity Strategist, Microsoft - Ryuichi Hirano
Chief of International Strategy Group, National Information Security Center, Japan Government Cabinet Secretariat - Scott Jarkoff
Senior Security Adviser, Intel Security and Former DOD Chief of Cyber Security US Japan Forces - John Kirch
Director, North Asia, Darktrace - Mihoko Matsubara
Chief Security Officer for Japan, Palo Alto Networks - Kenneth Reilly
Executive Corporate Officer, Commercial Division, AIG Japan Holdings KK - Riley Repko
Managing Director, Defense & Security Cisco Systems, Japan - Harvey Rishikof
Senior Counsel, Crowell and Moring - Shelagh Sayers
US Embassy Legal Attaché (FBI) - Louise Stoupe
Partner, Morrison & Foerster
…ほか
※講演・登壇者の最終リストは後日、本カンファレンスのウェブサイト(英語)にてお知らせします。
テンプル大学ジャパンキャンパス・ロースクール
1895年に創立された米国本校ロースクール(Beasley School of Law)は米国法曹協会(American Bar Association / ABA)に認定されており、年間約1,000人のJ.D. (Juris Doctor) と約150人のLL.M.(法学修士号)の学生が学んでいます。
ジャパンキャンパスでは、LL.M.学位や修了証書の取得に必要な単位をすべて日本で履修できるだけでなく、授業を聴講することも可能です。授業はすべて英語で行われており、社会人の方の受講を考慮して平日夜間に開講しています(まれに週末に開講するコースもあります)。