テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の学生自治会は、学生にとってコロナ禍の厳しい環境が続いている今、何かできないだろうかと考え、キャンパスのある地元三軒茶屋のコミュニティに働きかけ、TUJの学生や教職員の特定の飲食店での割引や無料クーポンなどの優待を実現しました。
コロナ禍で地元コミュニティに働きかけた意図は?
「学生自治会の主な目的は大学を盛り上げることです。同時に、まだ校舎が移って1年半ほどしかたたないTUJは地元との繋がりがまだ薄いと感じたので、これを機にコミュニティとの関係づくりができればと思いました。そのためにはTUJの学生や教職員が実際にお店に行って交流を図ることが一番だと考えたのです。同時にコロナ禍で顧客が減り、地元でも困っているお店があるのでは、と思いました」と学生自治会会計担当のジェームズ・ラップさんは話しています。
また、学生が好んで行く場所のリストを提供したいという思いもあったといいます。自分たちがTUJに入学した時は、東京出身ではなかったため、どこで何が食べられるのかがわからず、コンビニ弁当ばかりの毎日だった経験から、今後入学してくる学生には自分たちだけでお店を探さなくてもよいよう、ここにこんなお店があるよ、と教えてあげたいと思ったそうです。
TUJ学生自治会が割引を交渉・実現した6店舗
- キッチンオリジン
- クリスプ サラダ ワークス三軒茶屋
- テンフィンガーズバーガー
- ドミノピザ世田谷公園店
- ファンゴー
- ブルーボトルコーヒー三軒茶屋カフェ
「学生自治会を活性化したい。学生の声を代弁し、行動に移すこと、それが私たちの目指す姿です」と副会長の羽鳥世将さんは話しています。
TUJ学生自治会は割引が受けられるお店の拡大を前向きに今後も検討していきます。
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