オンライン・キャリアフェア2021-3-17

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は3月17日、年に一度の春学期学内キャリアフェアを開催し、多くの学生が参加しました。昨年春に続き、オンラインでの開催は2度目となります。12社が参加し、日英バイリンガルはじめ、外国人とも世界市場で活躍できるグローバル人材を積極的に探していました。参加企業は上野興産、HDI Global 保険会社、コンピューテックエンジニアリング、JERA、スクウェア・エニックス・ホールディングス、電通デジタル、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)、パナソニック、マイケル・ペイジ、三菱ふそうトラック・バス、楽天、リンクジャパンキャリア(50音順)。今回は、TUJで学ぶ国籍多様な学部生および大学院生190人が参加し、大部分の学生は複数のセッションに姿を見せていました。

それぞれのセッションでは、各企業採用担当者から会社概要やビジョン、ミッションのほか、採用の詳細情報が紹介された後、いくつかの企業では学生は卒業生の声を直接聞く貴重な機会も得られました。「大学には多くのチャンスがあります。それを有効活用すれば、自分自身のキャリアに活かして成長することができる」と、米国本校の2016年卒業生であり、TUJにも1学期短期留学したことのあるリアナ・ミトニックさんは語っています。ミトニックさんは日本に対する関心をTUJで追求できると考え、日本に分校のあるテンプル大学で学部教育を受けることに決めたそうです。

現在、ミトニックさんは、東京電力と中部電力の合弁会社であるJERAのグローバル人事部で働いています。サステナブルエネルギー分野のグローバルリーダーである企業の一員として、日本語力とアメリカの大学で身に付けたスキルを活かしています。

ミトニックさんは、TUJ留学時のインターンシップの経験がキャリア形成、就職活動でとても役立ったと考えています。そして「日本で働くことに興味があるのなら、他大学では得られないような」TUJでの経験、機会を最大限活用するように学生に語りました。

それぞれ質疑応答セッションでは、多様性や適性、キャリアアップの道筋、企業文化などについて学生から鋭い質問が寄せられました。日本語能力や要件は求人によって様々ですが、採用担当者や企業の代表者たちは、学生に強い興味と入社後に学ぶ意欲がある限りは応募するように促しました。

「好奇心と継続的に学ぶ姿勢さえあれば大丈夫です」。日本IBM 常務執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当の森本典繁氏はそう語りました。森本氏はTUJの理事でもあります。 TUJの学生は、リベラルアーツ教育を通じて論理的思考やコミュニケーションスキル、問題解決能力を身につけています。そうしたスキルは、IBMなどの大手IT企業がクライアントとのコミュニケーションにおいて従業員に求める要件とも一致しています。

日本IBM 常務執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当の森本典繁氏
日本IBM 常務執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当の森本典繁氏

ある学生は、IBMの独自性について尋ねました。森本氏は「IBMは刷新を繰り返しながら100年以上活動し続けています。常に学び、革新を起こし、挑戦し続けること、でしょう。10年後にはまったく違った会社になっているかもしれません」と答え、課題を克服して創造性を発揮するように学生に呼びかけました。

ZOOM背景でプロフィールをアピールする経済学科3年 槇島 蓮さん
ZOOM背景でプロフィールをアピールする経済学科3年 槇島 蓮さん

質問の際には、Zoomの背景にオリジナリティあふれるデザインとともに経歴やQRコードを掲載して、自分の活動内容や実績をアピールしている学生もいました。「中にはZoomの背景を工夫していた学生がいたことはとても興味深く、こうした新しい形の就職活動を享受し活用する力がよく表れていました」と、就職部ディレクターのエリカ・アダムスは述べています。

TUJ就職部では学生に対し、オンラインおよび対面でのキャリア相談やインターンの機会を提供したり、履歴書作成・面接について指導し、学生のキャリア目標の達成をサポートしています。