外国大学の日本校として最大の規模と最長の歴史を誇るテンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長 マシュー・ウィルソン、以下TUJ)はこのたび、一般財団法人日本アムウェイ財団(東京都渋谷区/評議員会長 兼 日本アムウェイ合同会社 社長 ビーター・ストライダム)との間で「Tomorrow HOPE – TUJ スカラーシップ・プログラム」を創設することに合意しました。
本プログラムは、経済的な支援を必要とするTUJ入学希望者を対象として、日本アムウェイ財団により資金提供される奨学金制度です。2023年夏学期より、毎年TUJが選抜する1名の学生に対し、年間60万円の奨学金(受給者が卒業するまで最長6年間支給)に加え、入学時と卒業時にそれぞれ10万円が同財団から直接給付されます。学生は、経済的必要性と自身の将来性を示すことができれば、国籍を問わず本奨学金の対象となりますが、日本の永住者または日本国内に住所を有することが要件となります。
テンプル大学は、タイムズハイヤーエデュケーション世界大学ランキング2022でトップ 301-350 に入る米国ペンシルベニア州立総合大学です。その海外キャンパスのひとつであるTUJは、日本の若者にアメリカン・リベラルアーツ教育を英語で提供し、世界市民となる力を養成することをミッションとしています。今回の新しい奨学金制度は、その使命遂行をさらに強力に推進するものとなります。
■日本アムウェイ財団評議員会長ピーター・ストライダム氏のコメント
「私たちは、新たな社会貢献活動として、子どもの貧困支援『Tomorrow HOPEプロジェクト』を通して、子どもたちの健康支援と、教育支援という2つの柱のもと、健康とエンパワーメントに対する企業としてのコミットメントを実践していきます。Tomorrow HOPE奨学金プログラムの一環として、本日テンプル大学ジャパンキャンパスと特別なパートナーシップ・プログラムを締結したことにより、子供たちの夢の実現に貢献できることを大変光栄に思います」
■TUJ学長マシュー・ウィルソンのコメント
「世界基準の国際教育を提供するにあたり、TUJは常に学生にとっての経済的障壁を低減するよう努めています。このたびの日本アムウェイとの連携は、経済的支援を必要とする学生に大学で学ぶ機会を提供し、複雑さを増す今日の世界で不可欠なリーダーシップ、コミュニケーション力、課題解決力、対人スキルなど重要な能力を習得する道を開くもので、たいへん喜ばしく思います」
●TUJについて
今年創立 40 周年を迎えた TUJ は、日本で最長の歴史と最大規模を誇る外国大学であり、2005 年には文部科学省より初の「外国大学の日本校」に指定されています。学生の多様性が特徴で、学部生は約60か国の国や地域から学びに来ています。総学生数は約 3,700 人、このうち学位取得を目的とする学部・大学院の学生数は1,680 人となっています。
●一般財団法人 日本アムウェイ財団について
日本アムウェイ財団は、2013 年の設立以来、東日本大震災復興支援プロジェクト「Remember HOPE」を実施してきました。この活動はフィランソロピー・プログラムとして数々の賞を受賞しています。当財団は2022年9月より子どもの貧困支援「Tomorrow HOPE プロジェクト」を開始しました。このパートナーシップ奨学金は『Tomorrow HOPEプロジェクト』の一環として、日本アムウェイ財団が実施する一般公募の奨学金に加え、締結した特別プログラムで、夢に向かう学生たちをサポートしていきます。