「ウェルカムウィーク」にカフェテリアで学生たちと歓談するウィルソン学長

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長 マシュー・ウィルソン、以下TUJ)では、8月末に開始した秋学期において、学部課程の在籍学生数が初めて1,800人を超えました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外国人の入国規制が緩和され、約3年ぶりに海外からの学生の来日が可能になったことが大きな要因です。

2020年初頭より日本は海外からの入国を厳しく規制し、外国人学生は少数の例外を除き、2年以上入国できない状態が続きました。TUJへ留学を希望する学生も、その多くが来日を諦め、留学先を他国へ変更しましたが、その一方で、障壁を克服ながら勉強を続けてきた学生も少なくありません。東京と自国との時差がある中、入国待機しながらTUJのオンライン授業に参加していた海外の学生は、昨年12月時点で350人に上りました。

今年3月にその入国規制がついに緩和されて以来、海外で待機していた265名の学生がTUJキャンパスの地を踏むことができています。加えてこの秋学期には、テンプル大学米国本校および他大学からの短期留学生約140名を含む、約530名の新入生をキャンパスに迎えました。新学期に先立ち8月中旬に来日した新入生たちは、さっそくTUJの学生クラブと学生サービス・交流部が主催した歓迎行事「ウェルカムウィーク」で数々のワークショップやアクティビティを楽しみ、リアルなキャンパスライフに馴染むことができています。

TUJはまた、こうした学生数増加にあわせて世界水準の教育の質を維持するため、キャンパス施設の整備や教員採用をすすめました。ハイフレックス教室を増やし、オンライン授業対応の設備を整備し、階段下や空きスペースを自習室へ変えました。小さい自習室はスクールマスコットのフクロウにちなんで、「Owl Cove(フクロウの巣)」と名付けました。 新たに、5名の専任教員(専門は会計、経済、英文学・映画、マーケティング、国際関係など)を採用。また、美術、一般教養、コミュニケーションの分野でも、あらたに3名の教職員を採用したほか、eスポーツに関するプログラムの拡大も進めています。

TUJ学長マシュー・ウィルソンのコメント

「今年創立40周年を迎えたTUJは、東京都心のキャンパスで真に国際的な教育を受け、米国大学の学位を取得できる特異な教育機関として、日本国内からも海外からも、かつてないほど多くの学生の関心を集めています。日本の国境が再び開かれたことで、この国および世界の未来に貢献するであろう多数の学生をキャンパスに迎えることができ、たいへん喜ばしく思います」


関連ニュース