「Life After TUJ」シリーズ第1回のパネリストとウィリアム・スウィントン国際ビジネスプログラム担当副学部長 撮影:堀井ウメラスンダス(TUJ学生)

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は、2022年11月10日から17日にかけて秋学期の「Life After TUJ(ライフアフターTUJ)」(先輩座談会)シリーズ(全4回)を開催しました。これは様々な業界で活躍する卒業生を招いてキャリアについて語ってもらうイベントで、在学生が今後の就職活動に役立つコミュニケーションスキルやネットワーキングスキル向上のヒントを得る機会となります。

今学期のシリーズは、クリエイティブ/エンターテインメント業界、テクノロジー/IT業界、政府/NGO/NPOといったカテゴリに分けて全4回を実施。日本のほか世界4か国からさまざまな国籍のパネリストが参加しました。

11月10日夜にキャンパス内の学生ラウンジ「The Parliament」で開催された第1回では、新聞社、人材紹介会社、証券会社、金融機関で活躍する4名のTUJ卒業生が、それぞれの経験をパネルディスカッション形式で披露しました。

コロナ禍下の就職活動で三井住友ファイナンス&リース株式会社に採用された遠藤美月さん(2021年卒)は、日本の一般的な「就活」のプロセスにおいてTUJ就職部がどのようにサポートしてくれたか詳しく説明。「TUJが学生向けに提供しているたくさんのリソースを最大限活用しましょう」と、在学生へ向けてシンプルかつ効果的なアドバイスをしてくれました。

学生が最も知りたいことのひとつは就職活動に向けた具体的な準備です。これに関して2人の卒業生、モハメド・エルワギーさん(2019年卒)とデイビッド・コルテズさん(2018年卒)は、在学中に様々なことに挑戦して自分の興味や情熱の対象を知ることがとても重要だと強調しました。

人材紹介会社ロバート・ハーフでシニア・クライアントサービス・マネージャーを務めるエルワギーさんによれば、学生はいろいろな業種のインターンシップに挑戦すべきとのこと。また、自分の強みの理解に加えて、やりたくないことを見つけることもまた大切であり、自己の能力を様々な状況下で試すことが自身のスキルと興味に合致した仕事を見つけるのに必ず役立つといいます。仕事探しはパートナー探しと同じで、お互いの個性の絶妙な組み合わせで成り立つ関係だからです。

また、ジャパンタイムズ編集局のニュースエディターでありジャーナリストのコルテズさんは、大学時代にできるだけ多くの経験を得る努力せよ、とアドバイス。「自分のやりたいこととはほとんど関係ないと思えても、とにかくやってみることだ」と語りました。

4人目のパネリストは、モルガン・スタンレーのエンタープライズ・テクノロジー部ヴァイスプレジデントであるキングスリー・ワエヒウロさん(2012年卒)。多くの学生がこのイベントに参加してくれて嬉しいと感想を述べた後、教育の重要性について語りました。「在学中、一度たりとも授業を休んだことはない」というワエヒウロさんは、TUJで得た学びが職場でのコミュニケーションやプレゼンテーションにいかに役立っているかを説明。規律と継続こそ成功のカギである、という先生たちの言葉には、やはり真実が含まれているのだと述べました。

続く第2~4回のセッションは11月15日~17日にオンラインで行われ、アメリカをはじめ海外からも参加者が集いました。クリエイティブ/エンターテインメント業界、テクノロジー/IT業界、政府/NGO/NPO、それぞれのカテゴリ―から多様な卒業生が登壇し、それぞれの体験談および就職活動のヒントを提供。後半はブレイクアウトルームに分かれ、希望の就職先を目指す在学生たちと卒業生との熱心な質疑が行われました。


秋学期の「Life After TUJ」シリーズ参加者は以下の通りです(英語)。

Life After TUJ Fall 2022

» 詳細(英語)

Day 1: Various Industries November 10 (in Parliament)

PANELISTS:

  • David Cortez, Journalist/News Editor, The Japan Times, Class of 2018, Communication Studies
  • Mohamed Elwageeh, Senior Client Services Manager, Robert Half, Class of 2019, International Business Studies  
  • Mizuki Endo, Sumitomo Mitsui Bank Finance and Leasing, Class of 2021 International Affairs
  • Kingsley Nwaehiulo, Vice President, Enterprise Technologies, Morgan Stanley, Class of 2012, Economics

MODERATOR:

  • William Swinton, Assistant Dean, International Business Programs

Day 2: Creative/Entertainment November 15 (Online)

PANELISTS:

  • Ashley Kessler, Editing Coordinator, Genius Studios, Class of 2018, Communication Studies (Japanese minor)
  • Iori Kikuchi, Artist, Class of 2021, Art
  • Brittanie Maddox, Apprentice Editor, DreamWorks Animation, Class of 2021, Communication Studies (Art minor)
  • Gleb Torubarov, Video Director and Producer, TikTok/Bytedance, Class of 2016, Communication Studies

MODERATOR:

  • Ian Lyman, Associate Professor, Graphic Design

Day 3: Technology/IT November 16 (Online)

PANELISTS:

  • Stephen Batman, Software Engineer, Beacon Platform, Class of 2021, Economics
  • Maxim Nesterov, Associate Software EngineerVialto Partners, Class of 2022, Economics (Computer Science minor) 
  • Jordan Sievers, Project Manager, Rakuten, Class of 2014, Film & Media Arts (Study Abroad Student)
  • LaShawn Toyoda, Software Engineer, IndustrialML, Class of 2010, Political Science (Study Abroad Student)

MODERATOR:

  • Dr. Yasuko Taoka, Associate Dean for Academic Affairs

Day 4: Government/NGO/NPO November 17 (Online)

PANELISTS:

  • Helene Larochelle, Representative Australia and New Zealand, Invest Quebec, Class of 2009, Business Administration
  • Thais Maemura, experience working with the International Criminal Court (ICC)​, Class of 2017, International Affairs & Political Science (Asian Studies minor)
  • Cristian Nicolescu, Minister Counsellor/Deputy Chief of Mission, Embassy of Palau in Japan, Class of 2021, International Business Studies
  • Keishi Nukina, Project Manager, Playground of Hope, Class of 2014, International Business Studies

MODERATOR:

  • Dr. James Brown, Associate Professor, Advisor and Coordinator of International Affairs Major

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