TUJのキャンパスで学ぶ学生。写真撮影:William Galopin
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は、今年9月開講の秋学期より、観光・ホスピタリティマネジメント(Tourism and Hospitality Management)学科を開設します。テンプル大学米国本校ですでに存在する本学科は、2022年「世界大学学術ランキング」(※)の学科別順位で7位 となるなど世界的に高い評価を得ています。TUJにおける観光・ホスピタリティマネジメント学科の開設は、学問の幅を広げ多様なキャリアパスを提供するというTUJの理念に沿ったものです。
巨大な市場規模を持つ世界の観光・ホスピタリティ産業は急速に発展しており、観光・ホスピタリティマネジメント学科は、プロフェッショナルなキャリア構築を目指す学生のために開設されます。この専攻を学ぶことにより、エンターテイメント関連施設、リゾート、カジノ、ホテル、レストラン、クルーズ会社、航空会社、イベント企画会社、DMO(観光地域づくり法人)、各地の観光協会など、多様なキャリアの道を拓くことができます。また本学科で修得する能力は、コミュニケーション、エンターテインメント、スポーツからヘルスケアまで、他の業界でも生かせるものです。
日本の観光産業は成長が著しく、毎年多数の観光客が押し寄せ、持続可能な観光のあり方への関心も高まっており、本専攻の学生にとっても最適の就職先です。高品質なサービスと細部へのこだわりで知られる日本のホスピタリティ業界は、学生がキャリアをスタートするのに最適な場所と言えます。
本学科では、観光・ホスピタリティマネジメント、マーケティング、財務・会計、オペレーション管理など業界のあらゆる側面を網羅した包括的教育を提供するほか、インターンシップ、海外留学、ネットワーキングイベントなどを通した、実務経験および人脈づくりを体験する機会が与えられます。
■TUJ学長マシュー・ウィルソンのコメント
「テンプル大学が誇る世界トップクラスの観光・ホスピタリティマネジメント学科をジャパンキャンパスでも開設できることを大変うれしく思います。テンプル大学は長年、観光・ホスピタリティに関する優れた教育を実践してきた歴史を持ち、その伝統を日本の学生たちにも提供できるのは喜ばしいことです。本学科で学ぶことにより、日本国内外の観光・ホスピタリティ産業で成功するために必要なスキルと知識の修得が可能です」
今回の学科開設は、TUJのリベラルアーツ教育とアカデミックプログラムを更に拡充するものです。このほかにも近年、コンピューターサイエンス学科において、TUJで3年、米国本校で1年履修すれば学位取ができるようカリキュラムを改定したり、より手頃な学費で米国本校への留学を可能にするフライ・トゥ・フィリー・プログラム(Fly to Philly Programを導入しました。また英語を母国語としない学生の英語力を大学レベルまで引き上げるブリッジプログラム(Bridge Program)の刷新などにも取り組んでいます。
■TUJについて
1982年の設立以来、TUJは国際教育のリーダーとして他に類を見ないイマーシブな学習体験を提供しています。学生は、世界の大学ランキングでトップ350に位置する米国ペンシルべニア州フィラデルフィアのテンプル大学本校から授与される学位の取得を目指しながら、日本でグローバルな視野を広げる機会を得ています。過去40年間、TUJは異文化間の架け橋となり、日本の高等教育のグローバル化にも貢献してきました。TUJの中核をなす学部課程の学生数は近年大幅に増加しており、今年度は1,840人を超えました。このほか、教育学、経営学、法学の大学院課程で合計250人以上が学んでいます。さらに、生涯教育プログラムおよび児童生徒から成人までを対象としたアカデミック・イングリッシュ・プログラムでは、2,000人を超える学習者に学位取得を目的としないプログラムを提供しています。
※世界大学学術ランキング(ARWU=Academic Ranking of World Universities)はShanghai Ranking Consultancyが発行する世界の大学ランキング。通称「上海ランキング」とも呼ばれる。
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