フィラデルフィアにあるテンプル大学本校の風景.写真撮影:Joseph V. Labolito
今年4月に発表されたUSニューズ&ワールド・レポート2023~2024年版調査結果によると、テンプル大学大学院教育研究学科のランキングは、前年の54位から46位に上昇しました。(教育大学院ランキング調査手法の説明はこちら<英語>)
また、今年5月に同社から発表されたロースクールのランキングでは、テンプル大学ロースクールが総合順位で前年の63位から54位へと上昇しました。さらに、法廷弁論で2位、国際法で10位にランクインするなど、専門分野別ランキングでも高い評価を得ています。(ロースクールランキング調査手法の説明はこちら<英語>)
テンプル大学は、世界でもトップクラスの公立の総合大学そして研究機関であり、米国ペンシルベニア州の本校に加え、ローマと日本にもキャンパスを有します。1982年設立のTUJは、最も長い歴史と最大の規模を誇る外国大学日本校です。米国本校の一部として一体的に運営されており、海外分校として米国の認定機関から正式に認定を受けています。
■TUJにおける大学院教育学研究科
修士課程と博士課程を提供しており、教育学英語教授法(TESOL)修士課程は40年の歴史を有します。TUJのTESOLプログラムは、国際化や言語的・文化的の多様性、卓越した教育、研究と教育の融合を推進することにより、テンプル大学のミッションを支えてきました。日本の高等学校や大学などで英語を教える数多くの教諭・教授がTESOLの修士号を取得しています。過去40年間、TUJで学んだ学生に対するテンプル大学教育大学院の学位授与数は、修士号が1,700以上、博士号が180以上を数えます。
■TUJにおけるロースクール
通年でプログラムを提供しており、学生は日本にいながら法学修士号(LLM)や修了証書を取得できます。すべてのコースは英語で行われ、LLM課程在籍の学生は、毎年春に来日するテンプル大学はじめ米国のロースクールの法学博士(JD)課程の学生と共に学びます。卒業生の多くが米国の司法試験に合格し、弁護士資格を取得しています。なお2024年にTUJのロースクールプログラムは開設30周年を迎えます。
2023年6月現在のUS ニューズ&ワールド・レポート大学ランキングにおけるテンプル大学の順位は、以下の通りです。
- 2022-2023年 総合大学ランキング:121位
- 2022-2023年 公立大学ランキング:56位
- 2022-2023年 退役軍人の教育支援を行う大学ランキング:76位
- 2023-2024年 教育大学院ランキング:46位
- 2023-2024年 ロースクールランキング: 54位
- 2023-2024年 ロースクール/法廷弁論 ランキング:2位
- 2023-2024年 ロースクール/国際法 ランキング:10位
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