TUJ学長と上級副学長が明治大学の駿河台キャンパスを訪問。明治大学の上野学長(中央左)、ウィルソン学長(中央)、加藤上級副学長(中央右)。写真提供:明治大学

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)のマシュー・ウィルソン学長と加藤智恵上級副学長は、2024年4月18日、明治大学の駿河台キャンパスを訪問し、4月1日に就任した上野正雄学長と初めての意見交換を行いました。

明治大学より高馬京子国際交流担当副学長(情報コミュニケーション学部教授)、大山るみこ国際連携副本部長(文学部教授)、横川綾子国際連携機構特任教授、飯塚浩司国際連携部長も同席し、両大学の協力拡大に向けたさまざまなテーマで活発な懇談が行われ、テンプル大学と明治大学の単位互換プログラム開始から10年、今回の会談は両大学の連携関係をより深めるものとなりました。

TUJウィルソン学長は、2月に発表したTUJ京都の開設(2025年1月)を含む一連の事業拡大について説明を行い、また加藤上級副学長より、明治大学との単位互換プログラムが継続的に成果を上げていることについて満足していることを伝えました。

これを受けて上野学長は、海外で学びたくても簡単に留学できる学生ばかりではないことから、この単位互換プログラムは明治大学生にとって多文化環境で国際教育を経験できる機会となる良いプログラムだと述べ、「海外大学との連携はどれだけ実質的な交流ができているかが大事であるが、テンプル大学とはそれが確実にできているので、引き続き緊密に連携していきたい」(明治大学ウェブサイトより引用)と語りました。

TUJは2014年より、明治大学文学部との間で単位互換プログラムを開始。2022年には両大学の合意のもと、対象を明治大学の全10学部へ拡大しています。このプログラムにより双方の学生は、在籍大学の学費のままで相手大学のコースを受講でき、条件を満たせば相手大学で履修した単位を卒業単位に算入することが可能です。また、テンプル大学と明治大学は大学院生を対象としたデュアルディグリー・プログラムも実施しており、明治大学の学生は米国フィラデルフィアのテンプル大学本校に留学することが可能となっています。


関連ニュース