テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長 マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は、世界大学ランキングでインドの私立大学部門1位※のO.P.ジンダルグローバル大学(O.P. Jindal Global University、以下ジンダル大学)およびメキシコの私立大学部門3位※のアナワック・マヤブ大学(Universidad Anahuac Mayab)と新たな提携を締結しました。この提携は、2025年1月に開設予定の京都の新拠点をベースに、留学プログラムや単位互換プログラムを展開するものです。

TUJとジンダル大学およびアナワック・マヤブ大学との提携は、卓越した教育を提供しながら、高等教育の国際化をさらに推進するものです。この提携により、両大学の学生や教職員は、TUJが提供する多文化的・包摂的な環境の中で、真に国際的な教育を体験する機会を得ることができます。近年TUJは学部課程の飛躍的な成長を遂げており、40年以上の歴史の中で最も重要な取り組みのひとつとして、京都に新拠点を開設することになりました。この京都の拠点は、これらの海外大学との新たな単位互換プログラムの中心となります。

近年、TUJはさらなる拡充をはかっており、カリキュラム面でも、観光・ホスピタリティ・イベントマネジメント学科を導入し、コンピュータサイエンス学科の拡充や、革新的な学生リーダーシップイニシアティブの開発、さらにeスポーツ修了証書プログラムを開始するなど、産業界のニーズに応える新たな学術プログラムを次々に追加し、グローバルなアカデミックリーダーとしての地位を強化しています。

ジンダル大学およびアナワック・マヤブ大学の学生や教職員は、TUJで日本の生活を体験しながら学び、一方で、TUJの学生も、これらのパートナー大学で学ぶ新たな機会を得られます。

2025年1月には、アナワック・マヤブ大学のビジネス学部の学生が来日します。また、2025年6月には40~50名のジンダル大学の学生が特別に設計されたサマープログラムに参加する予定です。このプログラムは、日本のビジネスや経営に影響を与えてきた歴史的な発展過程に焦点を当てています。ジンダル大学の学生に対し、国や文化の違いを慎重に考慮しながら、日本のビジネス、経営、政策の現状に関する重要な要素と特徴の全体像を理解させることを目指しています。

今回のジンダル大学とアナワック・マヤブ大学との提携に加え、TUJは明治大学、昭和女子大学、武蔵大学、インドのタパール工科大学、そして世界中のテンプル大学のパートナー校との連携も積極的に進めています。

TUJは40年以上にわたり、異文化交流の架け橋となり、日本における高等教育の国際化を推進してきました。外国大学の日本校として最大規模かつ最も長い歴史を持ち、現在では約70カ国・地域から学生が集まっています。36万人以上の卒業生を誇る、ペンシルベニア州立総合大学である米国本校のアジアにおける旗艦キャンパスです。

TUJの学部課程の学生数は、2024年春学期に約2,250人に達し、過去最高を記録しました。学部課程と大学院プログラムに加えて、生涯教育プログラム、企業内教育プログラム、アカデミック・イングリッシュ・プログラムなど、学位取得を目的としない多様なプログラムも提供しており、年間約2,000人が受講しています。TUJは、2005年に文部科学省から初めて「外国大学の日本校」として指定されています。

※両大学のウェブサイトによると、QS世界大学ランキング2023年版で、ジンダルはインドの私立大学部門で第1位に、アナワック・マヤブ大学はメキシコの私立大学部門で3位にランクインされている。
◆ ジンダル大学
◆ アナワック・マヤブ大学


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