2024年7月韓国の釜山で開催された第1回サミットの様子。
在大阪・神戸米国領事館を通じて、在日米国大使館はテンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長 マシュー・ ウィルソン、以下TUJ)を助成対象に選定し、2025年7月に大阪で第2回「日米韓 ヤング・リーダーズ・サミット(以下YTLサミット) 」を開催することになりました。
第2回目となる今回のYTLサミットは、日米韓の3か国およびインド太平洋地域から約50名の若手リーダー(18~35歳)を集め、地域における安全保障、貿易、金融、環境問題などの地球規模の課題解決に対応するためのリーダーシップスキルや戦略的思考の育成、革新的な解決策の模索に焦点を当てます。TUJ は、2025年1月に京都に新拠点を開設し、2024年秋学期には学生数が過去最高を更新するなど、飛躍しています。今回の共催はTUJにとって大きな節目となるものです。2023年8月に米国キャンプ・デービッドで開催された歴史的な三国間首脳会談により、YTLサミットのような取り組みへの道が切り開かれました。
2024年7月に韓国の釜山で開催された第1回の成功を踏まえ、TUJは米国大使館と協力し、日米韓ヤング・リーダーズ・ネットワークの重要な柱であるこのYTLサミットを支援し、若手リーダーが日米韓の政策協議に有意義な貢献を果たすためのプラットフォームを提供します。YTLサミット終了後、参加者は同窓会ネットワークに参加し、オンライン会議やメンターシップの機会、同窓会活動を通じて、継続的な成長、交流、対話を促進します。
TUJは事前バーチャル・ワークショップを担当。また、参加者計50名の選考も米国大使館と協力し進めます。YTLサミットへの参加者応募詳細については以下のウェブサイトをご覧ください:
U.S.-ROK-Japan Young Trilateral Leaders (YTL) Summit 2025(英語)
テンプル大学ジャパンキャンパスについて
TUJは米国ペンシルベニア州フィラデルフィアに本校を置くテンプル大学の日本校です。テンプル大学は、米国高等教育機関の研究成果を評価指標とするカーネギー分類で最上級の「R1(最高度の研究活動)」に認定され、米国の公立大学ランキングで46位(「USニューズ&ワールド・レポート」、2025年版)および世界の大学トップ351-400位グループ(イギリスの「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」、2025年版)にランクインしています。
1982年に設立されたTUJは、国内で最大規模かつ最も長い歴史を誇る外国大学の日本校であり、2005年には、文部科学省より初の外国の大学の日本校の指定を受けています。12の専攻からなる学部課程を提供し、現在約80カ国・地域から2,500名以上の学生を迎えています。また、教育学研究科(修士、博士)、マネジメント修士、ロースクールなどの大学院では200名以上の院生が学んでおり、さらに、学位取得を目的としないプログラムである生涯教育プログラムやアカデミック・イングリッシュ・プログラムなどでは2,000名以上の学生が学んでいます。2025年秋学期には、TUJ京都で新たにコミュニケーションマネジメント修士を開設する予定です。
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