平成18年6月06日

テンプル大学ジャパンキャンパス (TUJ:東京都港区 学長カーク・パタソン)は6月4日(日)、都内のホテルにて卒業式を挙行しました。今年度の卒業生は大学学部(準学士・学士)、大学院(修士、博士)合わせて210名に達し、過去4年間の中で最多の卒業生の数となりました。

式は、5月18日に行われたテンプル大学本校(米国ペンシルベニア州フィラデルフィア)の第119回卒業式の一環として開催されたもので、テンプル大学本校よりデービット・アダマニ-総長が来賓として出席しました。アダマニー総長のTUJ卒業式への出席は今年で2度目になります。

本校からはアダマニー総長をはじめ、理事のロバート・ロブナー、同じく理事のマイケル・スタック、アキレス・イグレシアス大学院長、コミュニケーション・シアター学部長のコンチェッタ・スチュワート、教育学部副学長のジェームス・デイビス、教養学部の副学長マイルズ・オベル、インターナショナル・プログラムの副学長兼ビーズリー・ロースクール副学長のアデレイド・ファーガソンなど多数の来賓が出席、卒業生の門出に華をそえました。

主賓として祝辞にたった本校のデービット・アダマニー総長は、卒業生の成就を称え、今後の更なる活躍を祈念すると述べました。また教育が世界中の民主主義や経済の発展に大きく貢献していることに鑑み、それについては日本の経験からも学ぶことが多いという見解を示しました。アダマニー総長はテンプル大学の国際的な教育のネットワークのなかで、TUJは最大規模の海外キャンパスとして重要な存在であることを強調し、祝辞を終えました。

アダマニ-総長に続いて、在日米国大使館ジョイス・レイベンズ科学・技術・環境部担当公使およびTUJの理事を代表してトーマス・ジョーダン氏が祝辞を述べました。

各プログラムの卒業生代表による答辞につづき、卒業式のハイライトである卒業証書の授与が行われました。ガウンと式帽に身をつつんだ準学士15名、学士66名、法学修士7名、経営学修士16名、教育学修士35名・博士5名の卒業生一人一人が壇上に進み、卒業証書を手にしました。

2時間に及んだ式典は、TUJのカーク・パタソン学長の卒業生への祝福と、卒業生をこれまで支え見守ってきたTUJ教授陣および卒業生の家族・友人への感謝の言葉で幕を閉じました。パタソン学長は、式の中で、この6月で総長の座を退くアダマニー総長の6年間にわたる多大な功績をたたえました。