テンプル大学ジャパンキャンパス (東京都世田谷区/学長 マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は2023年6月24日、昭和女子大学 (学長 金尾朗)、ブリティッシュスクール・イン・トウキョウ昭和 (学校長 ポール・タフ、以下BST)とシンポジウム「教育の未来、学びに未来:テクノロジーは学びの質の向上のためにどのような活用ができるのか?」を共催します。
このTUJ、昭和女子大学、BSTの協働シンポジウムは、お互いの理解を深めようと3年前に始まりました。今回のテーマは、急速に進展するテクノロジーと学びの質との関係を取り上げます。昭和女子大学附属の高校の生徒も参加し、日米の大学生と日英の高校生が共に日本と世界の未来について議論し、多文化理解を深めます。
「教育の未来、学びの未来 – テクノロジーは学びの質の向上のためにどのような活用ができるのか?」
【日時】 2023年6月24日 (土) 13:00 – 16:20
【会場】 昭和女子大学コスモスホール(東京都世田谷太子堂1-7-57)
※メディアの方で、現地取材ご希望の方はご連絡下さい。
【言語】 日本語と英語(逐次通訳あり)
【内容】
<基調講演>板津木綿子 東京大学情報学環・学際情報学府教授
<学生・生徒 発表テーマ>ファシリテーター:ライアン・ラショット TUJ准教授
① メタバース(Metaverse):メタバースの発展は、グローバルな教育にどのような 新しい学習機会と課題をもたらすのか
② 生成AIツールの利用:ChatGPTなどの生成AIツールは、何を可能にするのか、その使用にはどのような限界や倫理的な懸念点が存在するのか
③ デジタル格差(Digital Divides):技術は世界を分断し不平等にするのか、デジタ ル格差を埋めるために、教育が果たす役割は何か
プロフィール:
板津木綿子 (いたつ ゆうこ)東京大学情報学環・学際情報学府教授
日米両国で育ち、南カリフォルニア大学大学院歴史学科より博士号取得。アメリカ史や日米関係を中心に、ポピュラーカルチャーに関する歴史社会学的研究を行っている。AIシステムに社会がどのように向き合 っていけばよいかをテーマに研究と取り組み、東京大学Beyond AI研究推進機構「B’AIグローバルフォーラム」 ディレクターを務める。
ライアン・ラショット (Ryan Rashotte) テンプル大学ジャパンキャンパス准教授
カナダのオンタリオ州南部で育ち、トロント大学で英語学士号を、ゲルフ大学で英文学の博士号取得。カナダ映画とラテン系映画、特に低予算映画の研究を行っている。ラショット博士の初の著書である「Narco Cinema: Sex, Drugs, and Banda Music in Mexico’s B-Filmography (Palgrave Macmillan 2015)」は、査読者から「興味をそそる、魅力的、面白い、スマート」などと絶賛され、「時代に先駆けた評論家」という評価を受けた。ラショット博士は現在、カナダのエクスプロイテーション映画における主権の概念をテーマに、新たな著書を執筆中。
※申込不要(参加無料)、直接会場にお越しください。一般の方の参加も可能です。
*メディアの方で視聴、取材を希望される場合はご連絡ください。
tujpr@tuj.temple.edu
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