リサイクルキャンペーンで集まった衣類を選ぶTUJの学生たち(ウェルカムルームにて)
テンプル大学同窓会東京支部およびテンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)の学生会プログラム委員会※はこのたび、学生向けの衣類リサイクルキャンペーンを共催して大成功を収めました。これは、母校への恩返しと学生支援の意志を体現するチャリティ活動であったと同時に、廃棄物削減とリサイクル推進によるサステナビリティ向上につながり、SDGs(持続可能な開発目標)達成にも資するものとなりました。※学生のボランティアから選出されるメンバーによって構成され、学生向けのイベント・プログラムを立案、企画、実施する。学生会と並び、学生自らが運営する組織である。
今年(2023年)5~6月の回収期間には、卒業生や教職員、在学生その他の関係者から多くのサポートがあり、衣類などをいっぱいに詰め込んだ約70箱がTUJに届けられました。寄贈品には、Tシャツ、ジャケット、セーター、パンツ、靴、帽子、手袋、スカーフ、バッグ、アクセサリー、スポーツウェアなど、幅広いファッションアイテムのほか、高級ブランドのバッグも含まれました。
学生たちが実用的な衣類ニーズを満たすだけでなく、選ぶ楽しみも味わえるよう、6月に2日間、7月に3日間にわたって企画されたのが、これら寄贈品の無料譲渡イベントです。マシュー・ウィルソンTUJ学長主催の「De-stress Day(デ・ストレス・デー)※」やTUJサマーフェスティバル、TUJアート&クラフトフェスティバルと同日に実施したことで、学生たちの関心は高く、会場は賑わいを見せました。※学生の勉強によるストレス発散のため、毎月1回アイスクリームやサンドイッチなどが配られる日
■TUJ学長室渉外担当学長補佐、大津成夫のコメント
「みなさんからご寄贈いただいた衣類は質量ともに予想を上回るものでした。まだ残っているものも多く、秋学期からの新入生向けに秋冬物を提供するため、来学期にも無料譲渡会の開催を検討しています。私たちの目標は、世界トップクラスの高等教育機関として相応しい、思いやりのある強固なTUJコミュニティを築くことです。学生支援の目的で団結し、寄付文化を促進することで、包容力があり協調性の高いコミュニティを広げていきたいと考えます」
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