ウィルソン学長

イーストウッドカントリークラブで開催された初のTUJゴルフ大会でティーショットを打つウィルソン学長。写真撮影:Anthony Smith(TUJ学生)

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は2023年5月27日、栃木県宇都宮市のイーストウッドカントリークラブにて、初のゴルフイベントを開催しました。TUJ開校40周年の祝賀行事の一環として行われたこのチャリティイベントには、教職員、卒業生、在学生、その家族や友人たち40名以上が参加しました。

ゴルフイベント参加者
ゴルフイベント参加者はグリーン上でのプレーを楽しみ、交流を深めました。写真撮影:Anthony Smith(TUJ学生)

本イベントの主目的のひとつは、ウクライナから避難中の9名の在学生向けを含めた奨学金の資金調達でした。今回の参加者からの支援は、経済的援助を必要とする学生達のために価値ある機会を提供することに貢献しました。

この大会では数々のユニークなルールが採用されました。ゴルフ初心者でもベテランでも、チームとして楽しめる、米国型のスクランブルゴルフというスタイルです。これは、最初プレーヤー全員がティショットを打ち、セカンドショット以降は各チーム内でいちばん良いショットを選んで、全員がその位置から次のショットを打つことができるというものです。また、ショットに失敗したときやり直しの権利が与えられるマリガンルールも採用。各チームは2回までマリガンを使用でき、そのたびに奨学金ファンドに寄付が行われる仕組みとしました。

さらには、各チームメンバーが奨学金ファンドへの寄付と引き換えに最長50センチのストリング(ひも)を入手できるというユニークな規則も導入しました。たとえばチーム内ベストのバーディパットがホールに10センチ届かなかったら、ひもから10センチを切り取ってバーディ達成とみなすというものです。

これらのルール採用により、競技の面白さが向上したのみならず、経験者から初心者まで多様な参加者が一緒に大会を楽しむことができ、会話がはずみチームワークも高まりました。TUJのマシュー・ウィルソン学長は、この大会の成功を受けて、今後も1年あるいは半年に一度のペースで開催を続けたいと述べています。

クラブハウスにて懇親会
ゴルフイベント終了後、クラブハウスにて懇親会。写真撮影:Anthony Smith (TUJ Student)

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