テンプル大学のシンボル「ベル・タワー」を背にした米国フィラデルフィア本校のキャンパスの風景。写真撮影:Joseph V. Labolito
テンプル大学のロースクールと大学院教育学研究学科は、このほど米国のUSニューズ&ワールド・レポートが発表した2024年版大学院ランキングにおいて、高い評価を得ました。特に分野別では、ロースクールの法廷弁論部門で、全米第1位にランクされました。テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は、両大学院のプログラムを提供しており、両分野で一貫して優れた評判を得ています。
US ニューズ&ワールド・レポート大学院ランキングにおけるテンプル大学の順位は、以下の通りです。
- 2024年 教育大学院ランキング:48位
- 2024年 ロースクールランキング:54位
- 2024年 ロースクール/法廷弁論ランキング:1位
- 2024年 ロースクール/国際法ランキング:16位
詳しくは次のサイトをご覧下さい(英語):https://www.usnews.com/best-graduate-schools/top-graduate-schools/temple-university-216339
同誌の主だったテンプル大学のランキングは、以下の通りです。(2023年9月発表)
- 2024年 総合大学ランキング:89位
- 2024年 公立大学ランキング:45位
- 2024年 費用対効果の高い(ベストバリュー)大学ランキング*:70位
- 2024年 退役軍人の教育支援を行う大学ランキング:58位
詳しくは次のサイトをご覧下さい(英語):https://www.usnews.com/best-colleges/temple-university-3371
■テンプル大学について
米国ペンシルベニア州フィラデルフィアに本校を置くテンプル大学は1884年の創立、世界大学ランキングでも高位に位置する州立の総合大学であり、米国高等教育機関の研究成果を評価指標とするカーネギー分類では、最上級の「R1(最高度の研究活動)」という評価を得ています。TUJは、外国大学の日本校として日本で最大規模かつ最長の歴史を誇ります。文部科学省が2005年に制定した外国大学日本校指定制度において、初めて指定を受けた外国大学日本校です。
■TUJロースクールについて
テンプル大学ロースクールは米国法曹協会の認定を受け、1895年の創設以来、国際法曹教育のパイオニアとして、アクセシビリティと多様性を重視し、法律家としての責任と地域社会への貢献に重点を置いた教育を提供してきました。部門別ランキングでは特に法廷弁論、国際法で例年高い評価を受けています。TUJでは、通年でロースクールのプログラムを提供しており、今年で本プログラムは開設30周年を迎えました。学生は日本にいながら法学修士号(LLM)や修了証書を取得できます。すべてのコースは英語で行われ、LLM課程在籍の学生は、毎年春に来日する米国テンプル大学や全米のロースクールの法学博士(JD)課程の学生と共に学びます。修了生の多くが米国の司法試験に合格し、弁護士資格を取得しています。
■TUJ大学院教育研究科について
大学院教育学研究科は、1982年にTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages=第2言語あるいは外国語としての英語の教授法)修士課程を、さらに英語学習者の教育ニーズの研究推進を目的として、1988年には博士課程を開講しました。過去40年間に授与された学位数は、修士号約1,700、博士号200以上を数え、日本のみならず世界の教育界の発展に貢献してきました。TUJの修士課程および博士課程を修了した学生は、日本の名だたる大学や高等学校で教職に就いています。
*ベストバリュー大学ランキング:得られる教育の質に対して学費が割安な大学。経済支援を必要とする州外出身学生が支払う総コストを基に計算。
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