東京都世田谷区にあるTUJ校舎の正面玄関(左)とオンラインクラスのイメージ(右)

東京都世田谷区にあるTUJ校舎の正面玄関(左)とオンラインクラスのイメージ(右)

2024年1月9日、2月7日(改訂)

2024年2月7日現在、大学院教育学研究科は次期博士課程募集の延期を決定しました。詳細については決まり次第、公表します。


テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)の大学院教育学研究科は、2024年秋学期より、修士課程・博士課程のオンラインでの提供を開始いたします。これにより学生は、従来の対面式に加え、国内外どこからでも受講できる完全オンライン、あるいは両方の組み合わせ、の3通りから希望の受講形態を選択できるようになり、学習の効率や利便性、柔軟性が向上します。

同時にTUJは博士課程で新しいコホートをスタートし、オンラインおよび東京キャンパスでの対面式を設定します。いずれのコホートも、対面のみ、オンラインのみ、または両方の組み合わせの中から選択できますが、学期途中での受講形態の変更はできません。博士課程新コホートの募集要項は以下の通りです。

  • 取得学位:教育学博士号(応用言語学)
  • 入学願書受付期間:2024年3月1日~4月12日午前10時(日本時間)
  • 選考結果発表:2024年6月14日まで
  • 授業開始:2024年9月6日

オンライン開講によって日本中・世界中どこからでもこの博士課程に参加できるようになり、アクセスが向上します。また、学生はネットワークを拡大し、より豊かな学習体験を得ることが可能となります。オンラインコースの内容は対面式と同じで、学習者同士の強固なコミュニティを形成し、高度なエンゲージメントを約束します。TUJ教育学研究科では、優れた教授陣の専門知識を活用し、博士課程に組み込まれたグローバルな見識と専門的なコンテンツを提供します。

修士課程における新設オンラインコースについては、その殆どがリアルタイムで行われますが、「MC(「Main Campus」=「米国本校」の略)コース」と呼ばれる3コースは、フィラデルフィア本校の授業をオンデマンドで行います。これらは米国のテンプル大学本校の教員が担当し、学生がグローバルな視野をさらに広げ、より多様な教育手法に触れる機会を提供します。

TUJの大学院教育学研究科は、1982年にTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages=第二言語あるいは外国語としての英語の教授法)修士課程を、さらに英語学習者の教育ニーズの研究推進を目的として、1988年には博士課程を開講しました。いずれの課程も、修了した学生にはこの分野で国際的な評価の高いテンプル大学本校から学位が授与されます。過去40年間に授与された学位数は、修士号約1,700、博士号200以上を数え、日本のみならず世界の教育界の発展に貢献してきました。TUJの修士課程および博士課程を修了した卒業生は、日本の数多くの高校や名だたる大学で教職に就いています。今回の新たなオンラインコース導入は、この貢献をさらなるレベルへと引き上げるものとなります。


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