ダイヤモンド・アワードを受賞したソレン・ディクソンさん(左)と、プロボスト・アワードを受賞したキャサリン・スドウ専任講師(右)。

このたびテンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)の学生と教員が、リーダーシップと教育における顕著な功績を称えられ、米国フィラデルフィアの本校より表彰されました。2025年5月に卒業を控えるTUJの4年生、ソレン・ディクソンさんが、優れた学生リーダーシップを評価され、名誉ある「ダイヤモンド・アワード(Diamond Award)」を受賞しました。また、学部課程のBridge Program(条件付き入学制度)で教鞭をとるキャサリン・スドウ専任講師は、一般教養教育での優れた指導が評価され、「プロボスト・アワード(Provost’s Award for Teaching Excellence in General Education)」を受賞しました。

今回の受賞は、TUJが推進する学術的な卓越性とスチューデントサクセス(学生の成功)の確かな取り組みを示すものです。近年、TUJは学生数および教員数も増加しています。さらにTUJの43年の歴史における重要な節目として、2025年1月には「TUJ京都」が開校しました。現在およそ80カ国・地域から学生が在籍するなか、その多様な関心やニーズに応えるため、TUJでは新たな専攻学科・副専攻学科・修了証書プログラムを導入しています。

ディクソンさんが受賞した「ダイヤモンド・アワード」は、テンプル大学全体における学生の優秀な学業成績とリーダーシップを称える賞であり、米国本校やローマ校を含む、テンプル大学の全学部課程学生の中から、今年度の受賞者24名の中に選ばれました。ディクソンさんはTUJ学生自治会の会長を務めるなど、学内で様々な活動に尽力したほか、今年に韓国・仁川で開催された「日米韓 ヤング・リーダーズ・サミット(以下YTLサミット) 」地域ワークショップにも参加。さらに、今年7月に大阪でTUJが共催する「2025年YTLサミットの参加メンバーにも選出されています。彼は昨年、学業への取り組み、学生コミュニティ活性化への貢献が認められ、TUJで初めて設けられた「リーダーシップ奨学金」を授与されました。

ダイヤモンド・アワードの表彰についてはこちら(英語)をご覧ください。

プロボスト・アワードを受賞したスドウ専任講師は、TUJの学部課程におけるBridge Programで教鞭を執っています。彼女は、様々なバックグランドを持ちながらも、アメリカ式の教育に果敢に挑戦する学生たちの姿に、日々インスピレーションを受けていると語ります。彼女の指導法は、体系的なサポートを通じて学業の成功までの道筋をわかりやすく示すことを重視しており、多様なバックグラウンドを持つ学生が自信を持って学べるよう支援しています。

また、大学生活をより充実させたい学生たちを丁寧にサポートし、奨学金の申請や留学、学内での活動など、様々な機会に積極的に挑戦するよう後押ししています。スドウ専任講師自身、TUJの大学院教育学研究科での学びが、現在の授業設計に大きな影響を与えたと語っており、特にディビッド・ベグラー教授の指導から学んだ知見が、今回のプロボスト・アワードへの推薦にもつながりました。現在は、同大学院にて応用言語学博士号取得を目指しています。

2024-25年度テンプル大学における教員の表彰についてはこちら(英語)をご覧ください。


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