第78回日米学生会議の代表を務めたTUJ2年生の大滝結夏さん
- TUJ学生の大滝結夏さん、伝統ある第78回日米学生会議(JASC 78)の代表に選出される
- 3週間にわたる会議で、文化・学術交流を通じて日米の絆を育む
- TUJの学習環境が、大滝さんにとって多様な視点や難しい議論に対応する力を養うのに役立った
テンプル大学ジャパン(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ) で国際関係学を専攻する2年生の大滝結夏 (おおたき ゆいか)さんが、日米学生会議(JASC)の代表学生に選ばれました。長い歴史を持つ同会議は、日本と米国の大学生が一堂に会し、相互理解を深め、両国の関係強化を目指す教育プログラムです。参加者は複数の課題について議論を交わし、必ずしも意見の一致を目指すのではなく、異なる見解に向き合いながら視野を広げることを学びます。
第78回日米学生会議(JASC)の一員として、大滝さんはこの夏、3週間のプログラムでサンフランシスコ、ナッシュビル、ワシントンD.C.を訪れました。会議期間中には、グーグルやブリヂストン・アメリカス、ナッシュビル市議会などの企業や団体を訪問しました。
アメリカと日本で育った大滝さんは、両国の関係についての理解を深めたいと考えていました。国際的な生い立ちとTUJでの経験を生かして、早い段階からプログラムに適応し、文化的な相互理解を深めるうえで重要な役割を果たしました。ワークショップや会議に参加し、日米各地の大学から集まった他の代表の学生たちと密接に交流しました。
「TUJの国際的な学習環境が、私にとって本当に役に立ったと思います」と、大滝さんは語ります。「TUJには様々な視点を持つ人がたくさんいて、時には自分とは違う意見もあります。テンプル大学には世界中から学生が集い、多様性に富んでいます。そうしたグローバルな環境があったからこそ、JASCでの議論や、難しいテーマについての話し合いにも対応できたのだと思います」
著名なリーダーを多数輩出するJASC
1934年に創設されたJASCは、同種の学生主導の交流プログラムとしては最も長い歴史を持ちます。90年以上の歴史の中で、政府関係者や外交官、経済界のリーダーとして活躍する人材を数多く輩出してきました。
会議の企画と運営は、すべて学生が担っています。毎年、学生による実行委員会が会議を企画し、テーマを選び、活動を主導します。実践的でやりがいがあり、国際的にも意義のあるこの経験を通じて、参加者は将来に役立つ実践的なスキルを身につけることができます。
日米関係の強化に向けて
アメリカで8年間暮らした大滝さんは、日本よりもアメリカの文化や歴史、社会について詳しくなっていました。一方で、JASCへの参加は、日本人としての自らのルーツについて改めて深く考えるきっかけになりました。
「JASCでは、難しいテーマについて話し合う場面もあり、そうした経験ができたことは貴重でした。ただ、何より大切なのは、それぞれが異なる価値観を持っているからこそ、相互理解を築くことです」と大滝さんは話します。「他の人から学び、その視点を尊重することは大切ですが、問題を解決するためには、自分の国について理解することも欠かせません」
JASCでの経験を経て、大滝さんはTUJで国際関係学の学位取得を目指しながら、日米関係についての学術的な知識をさらに深めたいと考えるようになりました。「以前は自分のことをアメリカ人に近いと感じていたため、アメリカ政治など、アメリカに重点を置いて勉強していました。しかし、日本のキャンパスで学ぶようになり、日本国籍を持ち、両親も日本人であることを改めて考えると、今は両国についての学びを深める必要があると感じています」
大滝さんは、あと1年でTUJを卒業する予定です。また、引き続きJASCの実行委員として、来年の第79回日米学生会議(JASC 79)の参加者募集にも携わる予定です。「TUJを卒業した後は、日本で就職するつもりです」と大滝さんは話します。「そのためにも、日本についての学びをさらに深めていかなければならないと思っています」
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