アステラス製薬の岡村直樹社長がTUJキャンパスで学生に講演
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)にて、今年4月1日付けでアステラス製薬株式会社の代表取締役社長CEOに就任した岡村直樹氏が、製薬業界におけるコーポレート・ファイナンスについてTUJ学生向けの講義を3月下旬に行いました。これは国際ビジネス学科の本合暁詩(ほんごう・あかし)特別招聘教授が担当する授業の一環として行われたもので、学生たちにとって日本の著名なビジネスリーダーの経験から学ぶ貴重な機会となりました。
アステラス製薬は日本を代表する製薬会社のひとつです。講義の中で岡村氏は、同社の年次報告書などを参照しつつ、氏の豊富な経験をもとに日本および世界の製薬業界の現状について説明。また、同社が直面する課題や成功に向けた戦略、イノベーションとコラボレーションの重要性など、業界をとりまく様々な側面について語りました。
講義につづく質疑応答では、学生たちから製薬業界全般およびアステラス製薬の事業について多数の質問が出されました。なかでも学生たちが強い関心を示したのは、現在の経済情勢・規制環境の中で同社が直面する課題と、それに対する取組みです。岡村氏はそれらの質問に丁寧に回答し、自身の考えや知見を共有することで、同社や業界に対する独自の観点を提供。また、アステラス製薬の将来に向けたビジョン、目標達成に向けた計画について、わかりやすく詳細に解説してくれました。
岡村氏からのメッセージ
テンプル大学ジャパンキャンパスでの講義の機会をいただき、ありがとうございます。
企業財務のクラスで、4年ほど毎学期、「製薬ビジネスにおける企業財務 – 効用と限界」をお話しさせていただいています。今回は、企業財務がビジネスの共通言語になりうるというメッセージ、あるいは、私が数多くの書物から学び、仕事の場で実践したという経験が特に心に響いたようでした。学生の皆さんからは、講義後にも感想や追加の質問をいただきました。私自身も製薬業界が社会にもたらす「価値」の大きさを改めて実感しました。皆さんにとって、大学での学びと、現実のビジネスの世界で起きていることが繋がり、未来を拓くきっかけになれば幸いです。
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