京都府庁で開催された記者会見の様子

京都府庁で開催された記者会見の様子

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下「TUJ」)は2024年2月9日、京都府庁で記者会見を開き、2025年1月に新しい拠点を京都市内に開設することを発表しました。TUJの42年の歴史に新しい1ページが開かれました。

京都のKBS放送は夕方のニュースでTUJ京都について報道

TUJは、京都の新しい拠点に日本および世界の国々から学生を受け入れ、関西圏での事業を拡大しその存在感を高めます。学校法人聖母女学院(京都府京都市/理事長:赤野孝一、以下「聖母女学院」)の協力を得て、TUJ は国際教育の推進に重要な役割を果たすとともに、人気の観光地であり、日本の伝統文化の中心、そして最先端の産業の中心でもある古都・京都で、さまざまな文化のかけ橋となることを目指します。また、京都拠点の開設により、テンプル大学の学生は東京、フィラデルフィア、ローマに加え、京都においても世界トップクラスの大学教育を受ける機会を得ることになります。

記者会見はオンラインでも配信されたため、現地のメディアだけでなく東京からも参加があり、日本経済新聞、京都新聞、朝日新聞、ジャパンタイムスなどの主要紙がこのニュースを取り上げ、その関心の高さがうかがわれました。また即日には京都放送(KBS)のニュース番組内でも報道されました。さらにTUJの京都進出のニュースは米国本校の地元である、ザ・フィラデルフィア・インクワイアラー紙(The Philadelphia Inquirer)にも掲載されました。(各記事へのリンクはこの記事の最後をご覧くだがさい)

会見出席者。左から角川市長、ウィルソン学長(TUJ)、赤野理事長(聖母女学院)、西脇知事、クーバス総領事

会見では、最初にTUJのウィルソン学長と聖母女学院の赤野理事長がTUJ京都開設についての説明を行いました。続いてに西脇隆俊京都府知事、門川大作京都市長、ジェイソン・R・クーバス在大阪・神戸米国総領事がコメントし、それぞれが国際教育の重要性や日本人学生と外国人留学生の交流を深めることの大切さを強調しました。

なかでも西脇知事は、米国テンプル大学の観光・ホスピタリティマネジメント学科が2023年秋学期にジャパンキャンパスでスタートしたことに触れ、この分野におけるTUJと京都府との協力の可能性について言及しました。コロナ禍後、外国人を含む観光客が回復する一方で人手不足が深刻化し、観光業界で求められる人材も多様化していることについて述べ、「人材育成も含めた観光分野においてTUJと一緒に取り組みを進めることができれば、さまざまな観光分野に関わる課題にも取り組むことができます」と語りました。

門川市長は、TUJ京都の開設によって京都における教育の国際化がさらに推進されることは喜ばしいと述べました。さらに市長は、「少子高齢化が進む日本にあって、京都市ではここ数年の努力が実り、大学生数が増加している。今回の両校の連携を歓迎し、京都市としても、地域における学生へのインターンシップ紹介など、あらゆる面で協力していきたい」と語りました。

今回の記事を掲載したメディアは以下のとおりです。

■朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASS2F7DZCS29PLZB00P.html?iref=pc_edu_top__n

■日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF097DA0Z00C24A2000000/

■京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1200336

(以下は英文のみ)

■The Japan Times
https://www.japantimes.co.jp/news/2024/02/09/japan/society/temple-university-kyoto-campus/

■The Philadelphia Inquirer
https://www.inquirer.com/education/temple-university-japan-campus-new-kyoto-20240213.html
https://www.inquirer.com/education/temple-university-japan-campus-tokyo-growth-20240213.html


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