TUJ京都にて撮影されたJGUの学生たちの集合写真。
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は、2024年に締結したパートナーシップに基づき、インド有数の私立大学であるO.P.ジンダルグローバル大学(O.P. Jindal Global University、以下ジンダル大学)から約40名の学生を迎え、京都と東京の両都市で特別に設計されたサマープログラムを実施しました。このプログラムは、学術的および文化的体験を融合し、教室での学びと、日本の諸機関への訪問を含め直接的な体験を組み合わせた内容で、国会議事堂への訪問といった貴重な機会も盛り込まれています。
TUJは近年、学生数の増加と国際的な評価の高まりを背景に、国内外の高等教育機関との連携を急速に拡大しています。ジンダル大学との関係も、パートナーシップ締結からわずか1年で大きく深化。TUJ京都での受け入れに加え、2025年6月にはジンダル大学が主催する第2回「日印高等教育フォーラム(India-Japan Higher Education Forum)」が東京で開催され、マシュー・ウィルソン学長が登壇しました。フォーラムには、東京大学、上智大学など日本の主要大学のリーダーも顔をそろえました。
アジアの視点から日本を学ぶカリキュラム
今回の3週間のプログラムでは、ジンダル大学の学生は、アジアにおける経済・政治の発展を文脈として、日本の歴史的な発展戦略を学び、それが現在のビジネス、経営、政策環境にどのような影響を与えているのかについて理解を深めました。TUJが特別に設計したこのカリキュラムは、ジンダル大学の学生に日本の社会経済的状況についての幅広い理解を促すとともに、アジア各国における文化的および国家的な違いへの認識を育むことを目的としています。

プログラムは、2025年1月に開設されたTUJ京都にて6月14日に開幕しました。学生たちは、教室での講義や対話形式のディスカッション、現地訪問を組み合わせた学習を通じて、日本の発展を多面的に捉える機会を得ました。6月26日〜27日には東京を訪れ、TUJの教職員や学生との交流に加え、マイケル・チュチェック准教授による日本の政治をテーマにしたの講義や国会議事堂への訪問も行われました。こうした学びを経て、プログラムは7月5日に終了しました。
初の訪日で築かれた交流の土壌
TUJレクチャラーであり、京都体験学習コーディネーターを務めるデビッド・サターホワイト博士は、ジンダル大学の学生たちの知的好奇心と洞察力を高く評価し、次のように語っています。「私たちは、社会経済・社会・文化・宗教・政治といった幅広いテーマで議論を重ね、アジアという文脈の中で日本の多様な側面を紹介しました。同時に、インドの現在の課題についても、私自身多くを学ぶ機会となりました」
さらに、「この3週間のプログラムを通して、真に相互関係が築かれ、多くの学生が将来再び日本を訪れたいと語ってくれました。全員が初来日だったこともあり、京都、そして日本全体の魅力を伝える機会を得られたことは光栄でした。今後も交流が継続されるための『種まきと水やり』ができたと感じています」と振り返りました。
国際連携をさらに拡大
TUJは、国内外の高等教育機関とのパートナシップを継続的に拡充しています。ジンダル大学に加え、インドの有力大学であるタパール工科大学、メキシコのアナワック・マヤブ大学との連携も進めています。日本国内では、明治大学、昭和女子大学、武蔵大学と提携しています。また、TUJ京都の開設に先立ち、2024年11月には、約400年の歴史を持つ京都の龍谷大学と覚書を締結しました。現在は、学生交流や施設の共同利用、文化活動などを通じて、幅広い教育連携を展開しています。
関連ニュース
- テンプル大学ジャパンキャンパスのアカデミック・イングリッシュ・プログラム、昭和女子大学との連携を拡充 - 国内の大学・自治体との連携をさらに強化 (2025年8月6日)
- TUJ京都で初の国際シンポジウム開催、日本国内外の大学から著名な研究者が参加 (2025年3月27日)
- 駐日インド大使がテンプル大学ジャパンキャンパスを訪問、日印パートナーシップと地域協力について特別講義 (2025年2月21日)

