マシュー・ウィルソン TUJ 学長(左)と川崎市の福田紀彦市長(右)が 2026 年 10 月 7 日、川崎市役所で協定書に署名。
- TUJ、川崎市との連携を通じて国際教育と文化交流を推進
- 国内自治体との連携協定が9件目に
- 首都圏2つ目の主要拠点となるヒルサイドセンターの開設に続く新たな取り組み
テンプル大学ジャパン(東京都世田谷区、学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は2026年10月7日、川崎市と包括的な連携・協力に関する協定を締結しました。本協定は、国際教育の推進と国際文化・地域交流の促進に向けた取り組みを一層深めることを目的としています。今回の協定締結は、TUJが川崎市に首都圏2つ目の主要研究・教育施設となるヒルサイドセンターを開設したことに続くものです。
川崎市役所で行われた調印式には、マシュー・ウィルソンTUJ学長と福田紀彦川崎市長が出席し、様々な分野において人的交流や知的・物的資源の相互活用を図り、地域社会の持続的な発展に寄与していくことを確認しました。
本協定には、英語教育の支援と国際理解の促進に向けた取り組みが盛り込まれています。TUJは、川崎市内の小学生から高校生までの児童・生徒を対象とした語学学習プログラムを支援するとともに、異文化理解を深めるための学習活動を推進します。また、市内の学生を対象に、国内留学プログラムを実施する予定です。
さらに、人材づくりの相互連携を一層促進するため、川崎市は、市役所や関連施設、研究機関、市内に本社または事業所を置く企業において、TUJの学生を対象としたインターンシップの受け入れを行います。
ウィルソン学長は、今回の締結が自治体との9件目の連携協定となることについて、「社会の発展に貢献し、日本にポジティブな変化をもたらすという、テンプル大学の戦略的な目標を体現するものです」と述べました。
さらに、「テンプル大学は、約45年にわたり日本とのつながりを大切にしてきました。今回の川崎市とのパートナーシップは、私たちが生活し、働き、学ぶ地域社会への貢献をこれからも続けていくという、テンプル大学の変わらぬ姿勢を示すものです」と述べました。 また、「日本で英語による教育を提供する米国の大学として、私たちは、学生、教育関係者、企業、そして地域社会を、文化や国境を越えてつなぐ役割を担うことを誇りに思っています。溝の口にヒルサイドセンターが開設されたことで、日本、米国を含む100を超える国・地域から集まる数千人の学生が、川崎の地域社会で学び、暮らし、地域の皆様と交流する機会が生まれます。今後も川崎市と連携し、国際教育、文化交流、地域とのつながりを深めるための意義ある機会を創出することで、学生と川崎の皆様の双方に貢献していきたいと考えています」と語りました。
ヒルサイドセンターの開設と新たな連携協定
TUJは、ヒルサイドセンターの開設を決定して以降、川崎市との連携を深めてきました。9月4日に開催された同センターの開設記念式典には、福田市長をはじめ、川崎市の関係者が出席しました。式典では、福田市長から祝辞が述べられ、TUJの新たな教育拠点の開設と地域社会への進出が歓迎されました。
祝辞の中で福田市長は、川崎市が多様な文化や価値観を持つ人々が暮らし、多くの企業や研究機関が集積する都市であることに触れました。また、TUJの学生が地域との交流を通じて学びを深め、グローバルリーダーとして成長することへの期待を示し、次のように述べました。
「この川崎の地で、世界各国から集う学生の皆様が、地域や企業、多様な人々との交流を通じて学びを深め、新しい価値を創造し、世界に羽ばたくグローバルな人材として成長されることを期待しております。川崎市と貴学が連携を深め、人材育成など地域社会の発展につながる取組を共に進めていけることを願うとともに、貴学の更なる御発展と皆様の今後の御活躍を心より祈念申し上げます」
戦略的パートナーシップを推進
ヒルサイドセンターは、川崎市の溝の口に開設された延床面積約7,000平方メートルの研究・教育施設です。同施設の開設は、2025年1月のTUJ京都の開設から2年足らずでのさらなる展開となります。また、ヒルサイドセンターは世田谷区にあるTUJシティキャンパスからもアクセスしやすく、両拠点が緊密に連携することで、増加する学生数に対応するための教育環境を整えています。
ヒルサイドセンターでは、学生の1年次の学びをより充実させるとともに、ジェネラル・エデュケーション(一般教養)科目をより幅広く履修できる環境を提供することを目指しています。これらの科目を通じて、学生はクリティカル・シンキング(分析的思考力)、コミュニケーション能力、数量的思考力、科学的探究力、そしてグローバルな視野と異文化理解を身につけるための、幅広く学際的な基礎を築くことができます。
川崎市との協定は、市区町村レベルでは、4件目となります。これまでに、2025年2月に京都市、2022年12月に東京都世田谷区、2006年5月に東京都港区とそれぞれ協定を締結しています。 また、都道府県との連携では、2025年2月に京都府、2024年3月に愛媛県および長崎県、2022年12月に山梨県と協定を締結しています。そのほか、大阪府教育委員会とも連携協力に関する協定を締結しています。
テンプル大学ジャパンのさらなる発展
TUJはテンプル大学の分校であり、テンプル大学は、2025年の高等教育カーネギー分類において、「最上級の研究活動(R1)」と「Opportunity Colleges and Universities(機会提供に優れた大学)」の両方を評価された全米21校のひとつです(英語)。
1982年に設立されたTUJは、日本で最も長い歴史と最大の規模を誇る外国大学の日本校です。2005年には、文部科学省から初めて「外国大学の日本校」として指定され、現在も成長を続けています。
2026年秋学期には、大学院を含む学位取得を目的とする学生数が初めて4,200名を超え、学生は100以上の国・地域から集まっています。毎年出願者が増え、合格者の平均GPA(評定平均値)が高水準を維持し、競争率も上昇を続けているなか、過去5年間で学部生の数は3倍以上に増加しています。
さらに、TUJは学位取得を目的としないプログラムも提供しています。地域コミュニティへの貢献として英語教育の推進に重点を置き、若年層から成人まで幅広い学習者に学びの機会を届けています。
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