2025年6月17日、TUJで講義を行うガーナのアパルゥ大使
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)では、2025年6月17日、ガーナの駐日兼シンガポール大使であるジェネヴィーヴ・アパルゥ氏による特別講義が開催されました。講義のタイトルは、「外交の世界で生きる女性~私の歩み、挑戦、学び~(「A Woman in Diplomacy: My Journey, Challenges, and Lessons Learned」で、外交官としての歩みやリーダーシップ、人生観について語られ、TUJの学生や教職員にとって貴重な機会となりました。
教室は満席となり、アパルゥ大使は、日本・シンガポールにおけるガーナ初の女性大使としての歩みを紹介し、自身のバックグラウンド、ガーナの歴史、日本との外交関係、そしてアフリカ諸国が直面する課題など、多角的な視点から外交の実情について言及しました。
講義後には質疑応答の時間が設けられ、地域情勢や経済発展、外交官としての信念、アジアにおける取り組み、さらには個人的なテーマに至るまで、学生たちから多岐にわたる活発な質問が寄せられました。

多忙なスケジュールの中で、日々のモチベーションをどのように保っているのかという質問に対し、大使は「私は完璧主義者です」と述べた上で、限られた時間の中で選んだ道に全力を尽くすことの大切さを強調しました。「人生には限りがあり、だからこそ一つひとつの判断や行動が重要です」と語りました。

また、大学時代を振り返り、「死後にはたっぷりと眠る時間がある(There is more sleep after death)」という言葉に触れ、生きている間は限られた時間を無駄にせず、精一杯励むべきだという考え方が、今も自らを突き動かしていると語りました。「『起きて、仕事に行こう』と自分に言い聞かせています。日本での任期は限られていますから。ガーナに帰ってから眠ればいいのです」と述べました。任期については形式上4年とされているものの、いつ異動になるか分からないとし、「与えられた日々に感謝し、1日1日を大切にしています」と語り、限られた時間を最大限に活かそうとする前向きな姿勢を示しました。
さらに、ネットワーク構築の重要性についても触れ、「どのような出会いやつながりが将来の扉を開くか分かりません。自ら積極的に人との関係を築き、それを活かすことが大切です」と学生たちに呼びかけました。「良いつながりは、未来の可能性を広げてくれます。それが私の原動力です」と力強く語りました。
TUJでは、外交官や各国政府要人を定期的に招き、学生たちが国際情勢について直接学ぶ機会を提供しています。これまでには、2025年2月にはシビ・ジョージ駐日インド大使、2024年4月にジャン・アントワーヌ・デュフ駐日セネガル大使、8月にはヴィベック・マーシー米国医務総監などの要人が来校し、TUJ学生との交流の機会が設けられています。
また、2025年6月上旬に、元駐日ウクライナ大使のセルギー・コルスンスキー博士が、2025年7月1日付で特別招聘教授兼 特別顧問学長補佐としてTUJに着任することが発表されました。
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